おしゃれインテリアとしても優秀! 『隼』ファン必見の木製フィギュア!?
スズキの誇る旗艦アルティメットスポーツ『隼』が木製フィギュアになって登場! スズキ公式のオンラインショッピングモール「S-MALL」にて販売中です!
こちら作って遊ぶのはもちろん、完成したらインテリアとして飾って楽しむこともできるとっても優秀なアイテム。
作るのに特殊な工具は必要なく挑戦しやすいで、『隼』オーナー、ファンの皆さんは必見ですよ!
早速フィギュア作りに挑戦! 侮っていたら痛い目に⁉
今回は「人よりちょっと手先が器用」を自負している私(石神)が、実際に木製フィギュア作りに挑戦してみました!
特別な道具も必要ないので、きっとサクッと楽しめるでしょう!
内容物ですが、木製のプレートが3枚と取り扱い説明書のみ。この3枚の板から複雑な『隼』が出来上がると思うと、始める前からワクワクです!
って、なんかすごいパーツ点数。
これはサクッとはいかないかも……。
パーツの多さにビビっていても仕方ないので、さっそく説明書を開いて作業に入ります。考え方を変えれば、長く「作る時間」を楽しめるということですからね!
説明書の順番通りに作らないと上手く組みあがらない場合があるので、「このパーツはココだろう!」と憶測で作業することはせず、順番通りにしっかり作ります。
木製プレートのパーツはレーザーでカットされ、手で簡単に外すことが出来ます。
この時、爪を立ててしまうと表面に傷が付いてしまうため、外す際は指の腹を使うのがいいでしょう。また、小さいパーツは綿棒などを使用すると良いかもしれません。
そして、パーツは取り付ける度にいちいち外すのがおすすめです!
何故かというと、プレートにはオモテとウラがあるから(模様が描かれているのがオモテ)。
バイクは基本左右対称なので、だいたいパーツは2セットずつあるのですが、先にパーツを外してしまうとオモテとウラがわからなくなってしまいます。
また、各パーツに振られたナンバーもわからなくなってしまうので、横着せずに「パーツを外す→組みつけ」の作業を繰り返しましょう。
中にはかなり細いパーツもあり、慎重な作業が求められます。注意したいのが。木製パーツに曲面を施すためにカットが入ったパーツ。単純にこんな技術があることに驚きを隠せません……。
で、コレ切り取ると一枚の板にもみえますが、本質は細くて脆い棒です。
折れてしまわないよう慎重に取り扱う必要アリ。
でも以前作ったカタナのプラモに比べればこれくらい余裕余裕~。
その後も順調に作業は進みだんだんとバイクらしさが出てきて、
あ……
やっちまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!
カウルパーツの曲がりをだす蛇腹カット部分がポッキリ逝きました……。
カタナのプラモに比べれば簡単なんて慢心していたのがいけなかったのか。いや、おそらく『隼』への愛が足りなかったのでしょう……。
悔やんでも悔やみきれませんが、ここで終わらせるわけにはいきません! とりあえず折れてしまったパーツは後で考えることにして次の工程に進みます。
ここまでくると大分骨組みが組みあがり形体感が出てきます。マフラーとリアカウルを組みつけたことでテール回りはかなり『隼』らしさが出てきました!
そして再び現れる曲面パーツ。
タンク上面のパーツは切り離す際にも最新の注意を払いました。だってこんなにグニャグニャなんですもん!
しかし同じ轍は踏まない、今度こそ!
ッ……!!!!!!!
ごめんなさい。
二度と自分が器用だとか公言しません。
ちくしょぉぉぉぉぉぉぉっ!
でもこのパーツは落とし穴でした……。
組みつける際に写真に赤く印をつけた個所を押し込んだのですが、実はこのパーツの左右を支えていたのは青い印の細い棒部分だけだったんです!
トライする方、このパーツを組みつける際には緑色で印をつけた部分を全体的に推しこむようにしてください!決して赤い部分に力をかけないように!
更なる悲しみを背負い、私の自尊心は既にポッキリ折れてしまっていましたが、説明書は最後のページ。
終わりが見えているのできっちり最後まで仕上げます!
しかし、前方の「隼」ロゴがレーザーでプリントされた大き目のカウルを組みつけると急に『隼』感がでてきて、だんだんとテンションが回復してきました!
そのままフロントカウルやミラーを組みつけ“とりあえず”は完成!
……と思ったらいくつかパーツがランナー(?)に残っている……。
あれぇ、どっか組み忘れてる?
もう一度説明書と取り付けたパーツを確認してみたけど、折れたパーツ以外はしっかり付いています。よくみるとこれら、どうやら無くしやすいパーツの予備みたい。
どうせなら折れやすいパーツの予備が欲しかった~!
で、その折れたパーツですがもちろんこのまま諦めてたまるもんか! 意地でも修復してやるぜ!!!!
コンビニにひとっ走りして買ってきたのがコレ。
Ar〇n Alpha!
コイツで折れてしまったパーツを慎重につなぎ合わせます。
ノズルが太い場合はつけ過ぎてしまう恐れがあるので、爪楊枝などに必要分だけとってつけた方がはみ出しなくキレイに修復できます。
さて、あとは再び慎重に組みつけるだけ。
どうでしょう。かなり違和感なく修復できたのではないでしょうか?
流石はギネス級の速乾接着力。
へし折れたパーツと自尊心を頑丈にくっつけてくれました。すげぇなア〇ンアルフア!
ということで、ようやく完成です!
「サクッと終わるだろう」なんて高を括っていましたが、気づけば3時間も経過していました……余裕かましてパーツ折るし、そろそろ一級フラグ建築士の資格が取れそうだ。
完成品ですが、改めてみると各部の再現度がスゴイ!
とくにこのハンドル周りとメーターのレーザー加工は感動ものです!
カウルの造形とギュッと詰まった重厚感が『隼』らしさを演出していて、本当によくできてる!
組み立てている最中も「これを設計した人がいるんだよなぁ」なんて感嘆しておりました……。
早速会社のデスクにディスプレイしてみたのですが……。
目の保養にはなるけど、やっぱ風情がねぇな!
というワケで自宅の玄関にそっと置いてみたところ、殺風景だった空間が華やかに!
ウッドフィギュアだからバイクに明るくないお客さんが来てもおしゃれなインテリアに見えますし、『隼』を知っている人がきたら話のネタにもなりそうです!
(下に続きます)
この『隼』の木製フィギュアはスズキのオンラインショッピングモール「S-MALL」で購入することが出来ます。
記事内でご紹介した通り、特殊な道具は必要なく(比較的)簡単に誰でも挑戦することができるので、是非挑戦してみてください!
……私はパーツを折るアクシデントを誘発してしまいましたが、それは『隼』への愛が足りなかっただけのこと。
心の『隼』ファンの皆さんならきっと無事くみ上げることが出来るでしょう!
この先『Vストローム』など別モデルのラインナップが増えてくると楽しそうですね。というか、自分がリベンジしたいから出してくれ~!