ここまでやるから我々は安心してバイクに乗り続けられる
私たちライダーが大好きなバイクに安心して乗り続けられるのは、各メーカーの度重なる「耐久テスト」や、安全基準を満たすための「実証実験」などを全てクリアした車両であるからこそに他なりません。
その車両が発売されるよりもずっと前の開発段階から、気の遠くなるような実験やテストが行われたうえで完成した製品が、私たちの手元に届いているのはみなさまもなんとなく知っていると思います。
しかしながら「それがどういうものか?」を具体的にイメージすることはなかなかできません。
だってバイクってどんな耐久テストや強度試験などがおこなわれているのか、実際の現場を見た事のある人は少ないと思いますから。
今回は「Suzuki Global」という海外版のスズキYoutubeチャンネルに「Suzuki FOCUSED ON QUALITY」と題して、開発中のスズキ車の耐久テストや実証実験などの様子をおさめた動画があるのでご紹介したいと思います。
「こんなことして大丈夫なの⁉︎」と思ってしまうほど、かなりショッキングな映像もありますので、覚悟してご覧ください(笑)
こちらの映像は、サスペンションの耐久テストのシーンでしょうか?
データを取るための実験室と思われる場所で、Vストローム250SXがエグい負荷を延々を掛けられ続けて……もはや拷問に見えるレベル……
Vストローム250SXはガチのオフロードバイクではないにしても、未舗装路の走行も想定しているだけあって耐久テストもかなりハードに行われていたんでしょう。
続いては……これもヤバい……
スズキが世界に誇るアルティメットスポーツ「隼」がタイダウンに結ばれて釣り上げられています。
車体は機械によってグングン上に持ち上げられたと思ったら……
ガッシャーーン‼︎
ええええぇぇぇぇーーーーーーーっ‼︎
オイィィィ⁉︎ 突き落としたぞ!?!?
隼って重量が260kgとかあるはずなんですが……でもビクともしていない……
通常、一般公道でこんなシチュエーションはまずあり得ません。
しかし、当然のことながら、バイクは人が乗って運転する“乗り物”であるため、ライダーによって乗り方や使い方、走るシチュエーションや運転スキルなども大きく違ってきます。
使い方や技量の異なるどんなライダーが乗っても安心して運転できる製品に仕上げるためには、想定されうる以上の耐久性を持たせて開発が進められているのですね。
(下に続きます)
こういう映像を見ると改めて思います。
安心して乗れるバイクを製品化するために、メーカーって「ここまでのこと」をやってるのか、と。
この映像は約1分程度の短い映像にまとめられています。
一見の価値ありですよ? 是非チェックしてみてくださいね!