体調は自分自身で管理!「夏用ウェアのレイヤリング」と「多めの休憩」を心掛ける!
生身の身体でバイクに乗るライダーは、過酷な環境下でも逃げ場がないことが多く、体調管理も自分自身で行うしかありません。
そうなると、まず重要になってくるのが真夏のライディング装備です。
暑いからと言ってTシャツ&短パンなどの極端な薄着でバイクに乗ることは、万が一の時に危ないだけではなく、紫外線によるダメージや汗をかいた時の体温調整などが上手くできなくなることはご存じでしょうか?
そこで筆者がおすすめする真夏でも快適に走れるライディング装備が「メッシュジャケットとクールインナー」の組み合わせによるレイヤードです。
メッシュジャケットで直射日光や紫外線を防ぎながら、走行風を効果的に取り入れ、クールインナーによる冷却効果と吸湿速乾機能を組み合わせることで、長袖の重ね着でも快適かつ効率的に体温調節が可能になります。
今では様々なメーカーから高機能なインナーが発売されていますが、バイクでの走行という環境は特殊なので、やはりバイク専用に開発されたインナーウェアがおすすめです。
そしてライディング装備以外にも真夏のツーリングで気をつけたいのが、休憩のタイミングと水分&塩分補給です。
走った距離や時間に関係なく、さらには特に疲れを感じていなくても、意識的に休憩の回数を多めにとるようにしましょう。
具体的には直射日光を避けられる日陰などに退避して、15〜20分程度でもいいので、上着のライディングジャケットも脱いでクールダウンしてください。
そして何よりも夏に意識したいのは、こまめな水分補給です。極端な話『喉が渇いた』と感じていなくても水分を補給する意識を持つことです。
水分補給には基本的にスポーツドリンクやミネラルウォーター、お茶などで問題ありません。暑さによって身体に何らかの不調を感じた時は、最近はコンビニでも売っている「経口補水液」もオススメです。
経口補水液はスポーツドリンクなどよりもナトリウムなどの電解質濃度が高く、また水と電解質の吸収を速めるために糖濃度が低い設定になっているので、素早く必要な成分・水分を補給でき、脱水症状を抑えやすくなっています。
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昨今の日本は残暑も厳しいですが、だからってバイクに乗らないのはもったいない!
暑いのはしんどいけれど、夏には夏だけの爽快感があるものです。
しっかりとした夏用のライディング装備と多めの休憩&水分補給で、夏も全力でバイクを楽しんでくださいね!