【推理劇】新型『GSX-8T』『GSX-8TT』の開発を“最も楽しんだ人物”を探せ!
世界的三大デザイン賞のひとつである『レッドドット アワード』を受賞した新型GSX-8TとGSX-8TTだが……今回はすこし『裏側』の話をしようと思う。GSX-8T/8TTというバイクに対して「興味がある・無い」とは別の部分で良かったら聞いてほしい。
それは2026年1月30日。横浜赤レンガ倉庫でスズキが新型『GSX-8T』および『GSX-8TT』の新製品説明会を行った時のこと……
その際に得た車両に関する情報は過去にまとめて報告したとおり。しかし私(北岡)は、この発表会の間ずっと引っかかっていたことがあったのだ。

先にお伝えしたとおりGSX-8T/8TTというバイクはスズキの『ワクワクプロジェクト』という社内プロジェクトが起点。通常であれば新型の開発はマーケットの動向や営業サイドからの要望なども鑑みつつ行われるものだ。
しかし今回のGSX-8T/8TTはそのワクワクプロジェクトにより、完全にデザイナー主導で開発したいうレアなケース。
私はこの発表会でそういった話を聞きながら、ずっと気になっていたことがありました。開発陣の中にひとりだけ「とりわけ楽しそうに話をする人物がいるな」と。
GSX-8T/TTのメディア向け説明会
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しかし周囲は業界関係者ばかり。私ひとりが喚き立てたところで、闇に葬られてしまうことは想像に難くない。このまま真相は闇の中か……そう思っていたところ……スズキが先日、公式動画としてGSX-8T/8TTの説明会時の動画を公開!?
この動画は本来「GSX-8T/8TTをより深く知りたい人のため」に公開されたものだが……千載一遇のチャンス……今こそ『あの時の真実』を!
※当記事は若干のフィクションが含まれたネタ記事です。

発表会に出席した開発陣は5名。左からチーフエンジニアの加藤さん、テストライダーの佐藤さん、車体設計の小林さん、電装設計の柴山さん、デザイナーの古橋さんという顔ぶれ。
この中にひとり、GSX-8T/8TTの開発で無双した人物がいる。
それは誰なのか……

デザイナー古橋さん……貴方でしょう?
私(北岡)の目はごまかせない!
みなさんも先にも言ったスズキ公式の『GSX-8T/8TTのメディア向け説明会』動画を見てもらえばきっとわかる。とはいえ、この動画は16分ほどの長尺なので、説明会動画そのものにあまり興味が持てない人は「古橋さんがしゃべるシーンだけを抽出しながら」観てみるといいだろう。

見どころは後半。動画で言うと11分のあたり、あるいは15分を過ぎてクライマックスを迎えるあたり。古橋さんの話はもう止まらない。全体を通してみればチーフエンジニア加藤さんの5倍くらい長く話をしている気さえする。
あくまで想像だが、この人物が開発段階で最も力を振るったことは間違いないだろう。そもそも古橋さんの肩書は二輪デザイン課の課長。要するにスズキのバイクのデザイン部門のトップだ。
そんな人物がワクワクプロジェクトを背景にさらなる強権を発動したとするならば……

まずデザイン優先のパーツが組まれた試作車に対し、頭を抱えることになるのがテストライダーの佐藤さんということになる。
だが、そのシワ寄せがいくのは最終的に……

二輪車両設計部 ぎ装設計課 小林銀河さん
車体設計の部門だ。
乗り手のことを考えて性能を優先したくとも、今回の実質トップ(←予想です)である古橋さんから「こんなのカッコ悪いからダメ」と言われたら即やり直し。完全にデザインと性能を両立させる必要がある。ただでさえ小林さんは開発チームが未体験のバーエンドミラー担当で四苦八苦していたはずなのに。
おそらく小林さんをはじめとした車体設計チームこそが、今回のGSX-8T/8TT開発で最も涙を飲んだに違いない。
古橋さんが放ったひと言
ちなみにだが、こういった発表会の場には「個別取材枠」というものが用意されることがあり、僭越ながら私も取材をさせて頂いた。制限時間はたったの10分。

そこで私が開発陣に投げかけた質問は「この開発で誰がもっとも得をした(=楽しんだ)のか、あるいは誰が最も泣いた(=がんばった)のか」という一見すれば世間話の延長みたいなものだった。
だがその取材の中、私の誘導に掛かった「彼」は、とある場面でニヤリと笑ってこう言った。
『いやぁ、味を占めてしまいそうですネェ』と。

※注 古橋さんはノリの良い人物で私の悪ふざけにノッてくれてました(笑)
誰が言ったかは、言うまでもないだろう。
真実を見極めるのはこれを読んでいる貴方自身だ。証拠となる動画は既に公開されている。その話、その表情を動画で確認しつつ、開発過程に思いを馳せてほしい。
今回、最終的に『私がいちばん無双しました』という彼の自白を得たわけではない。だが、この動画を見れば真相は明らかだ。
(下に続きます)
真実はいつもひとつ。
そして、その真実とは『GSX-8T/8TTはスズキの「つくるひと」も楽しんで作ったバイク』だということ!
そうして生み出されたものが「良いモノ」なるのは当たり前! こうやって「ものづくり」を進められるスズキって、やっぱりなんだか……良いバイクメーカーよね!?
※当記事は若干のフィクションが含まれたネタ記事です。
【証拠動画】スズキ公式『GSX-8T/8TT メディア向け説明会』はこちら
GSX-8T/TTのメディア向け説明会
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