その台数はグローバルで合計100台程度になるかも……
人気ゲーム『ストリートファイター6』とコラボレーションした特別なバイク「Hayabusa Tuned by JURI」がリアルで発売されるという情報が飛び込んできたのが9月16日のこと。
その実車が東京ゲームショウ2026に展示&記念撮影OKとのことで現場に特攻してきました!
というかスズキさん?

本気でこれを売る……のでしょうか?
私(北岡)はバイク業界に長く身を置いていることもあり、バイクの生産の現場にもある程度の知識があります。みなさんもバイクが工場のラインで作られていることはご存じだと思いますが、あれって実は『ものすごく緻密に計算』されているんです。
生産ラインの流れを止めない効率だけじゃなく、作業しやすいように部品ひとつの『置きかた』までが決められてる。そこには工場のラインを隅々まで完全に把握しているプロがいて、工場の生産能力を限界まで引き出す努力がなされているんです。
そんな中で……

これは明らかに生産管理の人が頭を抱えるしかないバイクです。
というかラインで作業できない部分が多すぎる気がする。そうなるとあとは職人さんが手仕事でやっていくしかないのですが、それにしたって複雑極まりない。
ラインで流せないどころの話じゃないです。手仕事でも1台組むのにどんだけ時間が掛かるんだ!?

ちなみに私は「跨って記念撮影する列」に素知らぬ顔で並んで、記念撮影の合間にディテールも撮ってきたのですが……見えてなかった部分も『特別仕様』だらけです。
メーターまわりはメーターリングもですが、タコメーターの文字盤もオリジナル。さすがにこのタコメーターの「陰陽太極図」みたいな文字盤はそのまま実現しないと思いますが、それにしたって……

シートはパープルとのツートン。シングルシートカバーもイエローの隼ロゴでオリジナルだし……
ヒールガードやブレーキローター、エンジン下部あたりにもイエローが配されています。ブレンボのブレーキキャリパーもイエローです。
ちなみにマフラーはヨシムラ製の左右出し。


ここまで来るとさすがに『このままってことはないよな』という疑念が湧いてきますが、現地にいたスズキ関係者の人によると『可能な限りこのままでいく』とのことでした。本気かよ。
と言うかですね……
そもそも!

この複雑なグラフィックをどうやって実現するのか……
白と黒は塗り分け? それともカッティングシート? 隼はどこもかしこも立体的なデザインなのでカッティングシートで対応するなら神業だと思うのですが……とはいえ『塗装』はなおのこと現実的じゃないかもしれません。
間違いなく言えるのは『ものすごい工数と時間で組み上げられる1台』になるということです。
(下に続きます)
ちなみに東京ゲームショウ2026の会場にはスズキ株式会社の伊勢常務が来場し、囲み取材も行われました。
そこでは発売タイミングや価格についてもチラリと……
すこし長くなるのでご興味のあるかたは、このあとの【後編】でチェックしてみてください!







