スズキ『GSX-S1000F』の唯一の弱点とも言える荷物積載の解決にチャレンジ! いちばんスマートなのは前編でお伝えした方法ですが……2泊3日ツーリングも行けそうな、もうちょっとデカめのバッグにも挑戦です!

スズキの『GSX-S1000F』に2泊3日ツーリングできるバッグを積みたい!

画像: スズキの『GSX-S1000F』に2泊3日ツーリングできるバッグを積みたい!

前編で検証した結果、小型シートバッグは安心して積めることはわかりました。

間違いない正解はシートバッグです。

だけど、できればもうちょっと大きめのバッグが積みたいのがライダーの本音。

そこで中型バッグにトライしてみましたが、やっぱり問題あり。

このあたりは上の【前編】にてご確認ください。

そこで、今回はちょっと『チャレンジ』です!

メーカーは絶対に推奨しない方法ですが……

画像1: メーカーは絶対に推奨しない方法ですが……

でも、このままでは小型シートバッグ以外のツーリングバッグをGSX-S1000Fに装着できない。

そこで考えまくったのですが……結果、もうこれ(上の写真)しかないと結論しました。

先に断っておきますが、これはメーカーは推奨しない方法だと思います。

我々『スズキのバイク!』はスズキ公式ではない、ユーザー目線でのファンサイトですので、これは提案です。

今回はナンバープレートの間に間に挟むTANAX『プレートホルダー3』を採用しました。

画像2: メーカーは絶対に推奨しない方法ですが……

装着すると、こんな感じになります。

このパーツの装着自体に違和感はありません。

さりげなく荷掛けロープを通せる場所が増設された感じ。

このパーツならナンバープレートを1ミリも隠さないので法律的にも問題ありません。

ただし!

先に言ったとおりナンバープレートホルダーはすべて樹脂でできています。過度な負荷を掛ければ部品破損の可能性もあります

苦肉の策だということをご理解ください。

(下に続きます)

単純にわたし(キタオカ)はツーリングが大好きで『ボクがGSX-S1000Fを愛車にしたら、きっとこうするだろう』と考えた結果です。

あくまで安心して推奨できるのは【前編】で紹介したシートバッグ方式ですから。

画像3: メーカーは絶対に推奨しない方法ですが……

でも今回はチャレンジです。

このプレートフックを使って、写真のように後ろ側へ引きます。今回はわかりやすいように水色のストラップにしています。

理想はバッグの後ろ側のDカンから引きたかったのですが、どうしてもウインカーなどに干渉してしまうため前側のDカンから引くことにしました。

ちなみに言うと!

画像4: メーカーは絶対に推奨しない方法ですが……

こうやって灯火類が隠れるのはダメです。ウインカーもだし、テールランプも隠しちゃダメ。

法律的にも、ライダーの安全にも悪影響しかありません。

画像5: メーカーは絶対に推奨しない方法ですが……

そして、こういう風にウインカーをグニッと押してしまうのもNG。

さらにさらに、たまに見かけますが……

画像6: メーカーは絶対に推奨しない方法ですが……

こういう積載方法は絶対にやめましょう。

荷物を落とします。

ちなみにわたし(キタオカ)は20歳前後の頃、10年かけて集めた釣り道具をまるごと高速道路で落とした経験があります。

後続車にも危険だし、道路公団の人にも迷惑かけたし、長年集めたリールやルアーは全部バラバラ&粉々に。

荷物の確実な固定は『ツーリングライダーのマナー』なのだと思い知った、恥ずべき経験でございます。

固定は前側で、後ろへ引くのは『補助』と考える

画像1: 固定は前側で、後ろへ引くのは『補助』と考える

前編でやったとおり、メインの固定はタンデムステップあたりを駆使して、前方向4本で固定してください。

そして『荷物が前にズレるのを防ぐための補助』として、プレートフック3を活用するイメージです。

画像2: 固定は前側で、後ろへ引くのは『補助』と考える

プレートフック3自体は頑丈なので、けっこう強く引けますが、車体側の部品が破損しないように適度にライダー側が加減してくださいね。

申し訳ないのですが、この方法で何かトラブルがあっても、編集部で責任を負うことはできませんのです……恐縮ながらご了承ください。

画像3: 固定は前側で、後ろへ引くのは『補助』と考える

でも、バランス良く固定すれば前4本のみで走るよりも、確実に安定感を出せました。

体感的にはかなりイケる。

それに、このサイズのツーリングバッグが詰めれば、かなり公道範囲が広がるはず。

GSX-S1000Fの荷物積載でお悩みのかたは、参考にしてみてくださいね!

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