スズキの隼(ハヤブサ)に『乗ってて良かった』と思う⑩のこと【その⑥】
時速50kmでダラダラ走れる
隼ってぶっ飛ばして走るバイクでしょ? なんて言われがちですが、そうじゃないことを隼乗りたちはみんな知っています。
1340ccもの大排気量バイクなのに、隼は5速とか6速ギアで時速50kmをキープしたまま延々と走り続けられます。
スゴいのは、その速度域が苦痛じゃないこと。むしろ気持ちいい。
感覚としては5000cc以上のアメ車で、のんびり流すのとかなり似てます。
一般的に、あり余る動力性能を持った『速いバイク』っていうのは、ゆっくり走るのがストレスなことが多いのですが、隼様は極めて稀な例外。
トバさなくても楽しめる200馬力級のスポーツバイクです。
でもスロットルを本気で開けると、一瞬でとんでもないスピードになっちゃうので、そこには注意と大人の自制心が必要になります。
スズキの隼(ハヤブサ)に『乗ってて良かった』と思う⑩のこと【その⑦】
ツーリングがけっこう得意
上の【その⑥】とクロスオーバーする部分もありますが、前傾姿勢のスポーツバイクなのに、隼はツーリングがけっこう得意です。
まず、先にも言ったとおり『ゆっくり走れる』ことが大きな要因。
高速域まで天井知らずに加速していくエンジンなのに、大排気量1340ccの強みで低~中速のトルクもかなり分厚い。
トルクのあるバイクっていうのは、速さだけじゃなく『ラク』でもありますから、長い時間乗っていても快適なんです。
そこに加えてスポーツバイクとしては低めの805mmというシート高による足つき性の良さも、ツーリングでは嬉しいポイント。
信号待ちとかUターンとか、ツーリングにおいて『足つき性が良い』ことは絶対的な正義です。
前後サスペンションもしなやかに動くので、乗り心地も快適ですしね!
スズキの隼(ハヤブサ)に『乗ってて良かった』と思う⑩のこと【その⑧】
隼駅まつりがある
2020年はコロナ禍により、無念の中止となりましたが、隼乗りには年に一度『隼駅まつり』というお楽しみがあります。
(下に続きます)
鳥取県八頭町にある聖地『隼駅』に全国から隼ライダーが集結。近年は参加台数が軽く2000台を超えるなど規模も大きくなり、もはや仲間に会うために走るラリーに近い雰囲気になっています。
このお祭りに隼で参加する(隼以外もたくさんいます)こと自体が、オーナーとしてはけっこう幸せ。
ところでイベントでは集合記念写真も撮りますが、人数が多すぎで個人の特定はまず不可能です(笑)
ですから『記念』写真と言えるかどうかは微妙。
だけど『この中にいる』という事実が、なんとなく誇らしいっていうこと、参加したことがある隼乗りたちはみんな知っていると思います。
スズキの隼(ハヤブサ)に『乗ってて良かった』と思う⑩のこと【その⑨】
カスタムも楽しめる
日本だけでなく、世界的に人気の隼様なので、カスタムパーツもたくさんあります。
わたし(北岡)もちょこちょこカスタムして楽しんでおります。
ヘッドライトはLED化して、ウインカー部分をポジションランプ兼ウインカーとして点灯させてみたり。これできっちり車検対応。けっこう自由度高めで個性を出せます。
ステップはストライカー製のステップキットで、これはもう外せないですね。
装着してから車体のホールドが一気にラクになりました。
ステップ位置はノーマルと同じ位置にすることも可能なので、快適さを損なうこともありません。
スズキの隼(ハヤブサ)に『乗ってて良かった』と思う⑩のこと【その⑩】
稀代の名車が『愛車』であること
わたし(北岡)がこのバイクと出会った時は、走行距離500km程度の『ほぼ新車』な状態でした。
隼というバイクに乗っていて、最終的にいちばん良かったナァ……と思えること。
それはストレートに『隼というバイクが愛車なこと』です。
隼は紛れもなく名車中の名車。生ける伝説として、世界にその名を轟かせる傑作です。
その名車が『自分のバイク』な訳ですよ。
バイクってけっこう出会いが大事なもの。
縁があって、この隼に出会えて、愛車として一緒にバイクライフを楽しむことができている。
それがいちばんの幸せ。
本当に、隼っていうバイクを生み出してくれたスズキさんには、心の底から『ありがとう!』って言いたいです!