スズキの隼(ハヤブサ)に乗ってて良かったと思うこと【その①】
デザインがまったく古くならない
まず第一に隼様はスタイルに独創性がありすぎです。
通常スポーツバイクっていうのは、最先端の『流行』みたいなのがあって、2~3年もすると古く見えがち。フルモデルチェンジなんてされると一気に古さ感が出ます。
だけど隼様のスタイリングは他に似ているもの無いので古くならないんです。
嘘みたいに聞こえるかもしれませんが、わたしは1か月くらい前に、通りがかった見知らぬ男性(60歳くらい?)に『これは新型のバイクですか?』と声を掛けられました。実話です。
ちなみに言うと隼乗りの界隈では、1999年に降臨なされた初代様も、2020年の今日を持ってなお尊敬の対象となっています。
古いバイクとして扱われず、偉大な先輩として敬われます。
当時は時速300kmの壁を破るためのエアロダイナミクスを中心に考えられたのでしょうけれど、このスタイルは本当にカッコいい。
この見た目に惚れたライダーは、わたし(北岡)だけでなく、世界中に無数にいるのです。
スズキの隼(ハヤブサ)に乗ってて良かったと思うこと【その②】
信号待ちすら気持ちいい
信号待ちが楽しいバイクっていうのは珍しいと思います。
隼はそんなバイクのひとつ。
ノーマルマフラーの音量は控え目ですが、アイドリング時の低音とエンジンのすこしザラついたような振動が心地よく全身に染みわたります。
走っていないのに楽しいスポーツバイク、という奇跡。
これも隼という傑作バイクの隠れた魅力のひとつです。
スズキの隼(ハヤブサ)に乗ってて良かったと思うこと【その③】
『加速感』が気持ちよすぎる
停止からの発進。もしくは、ある程度のスピードからスロットルを開け足しての加速。
状況は何でもいいんですが、隼様はとにかく『スロットルを開けるたびに』快感に包まれるバイクです。
暴力的な加速とかじゃありません。
総排気量1340ccの4気筒エンジンは、湧き上がるような力強さで隼様の巨体を前に押し出します。
余りあるパワーの『余裕』を味わう感じ。
ずっしりと重厚に、でも滑るように加速する。
そこには不思議なほどに『味わい』があります。
この加速フィーリングを知ると、ちょっと他では満足できなくなるかもしれません。
スズキの隼(ハヤブサ)に乗ってて良かったと思うこと【その④】
どこに行っても主役感
隼に乗っていると、バイク好きやクルマ好きの人からの熱い視線を送られるのは本当に日常です。
もう、とことん目立つ。
どこに行っても目立つ。
目立ちすぎて『シャイな人には向かないんじゃないか?』と思えるほどです。
ちなみにバイクやクルマ好きじゃない人にも注目されます。声を掛けられることが本当に多い。
なんだかいつも視線を感じて、見知らぬ人といきなり目が合ったりも(笑)
でも声をかけてくれる人はみんな『いいバイクですね』とか『すごいバイクですね』って言ってくれます。
オーナーとして、実に誇らしい気持ちになる瞬間です。
あ、もうひとつ言っておくとちびっ子ウケも抜群です。
スズキの隼(ハヤブサ)に乗ってて良かったと思うこと【その⑤】
シートの座り心地が極上
スズキのバイクというのは、基本的にシートのクオリティが高いです。
でも、その中でも隼様のシートの座り心地は輪を掛けて秀逸だと思っています。
スポーツバイクとして適度な固さがあるので後輪の接地感もつかみやすいですが、座り心地にはゴージャス感もありつつ、優しくて1日中乗っていても疲れません。
このシートは傑作だと思います。
ちなみに、隼のアイコンでもある独特の形状のシングルシートカウルが個人的に好きですが、これを付けているとよく『そこに何か物とか入れられるの?』と聞かれます。
(下に続きます)
で、実際のところですがシングルシートカウルの裏側はこんな感じ。
まぁ……物を入れられないこともないですけど、さほど便利に使える形状でもありません(笑)
たぶんこれ『隼乗りあるある』です。