最近のスズキは大型バイクが粒ぞろい、ですが……
最近、スズキの大型バイクラインアップはものすごく充実してるな、と私(北岡)は思ってます。
代表的なのは新型『隼』様の降臨。その前にはアドベンチャーバイク『Vストローム1050』シリーズが登場し、さらにその前には『カタナ』が復活。
今年2021年なんて、新型『隼』で終わりかと思いきや、いきなりGSX-S1000がガツンとリニューアルしてきたし、この後にはGSX-S1000GTっていう期待のバイクも控えてる。
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1000ccクラスは本当に話題に事欠きません。
でも、じゃあ1000cc以下はどうなのよ?っていうと、そこも粒が揃ってる。
奇跡の名機エンジン、なんならスズキで最もたくさん生産されているという実績まで持つ650ccVツインを軸にした、魔法の650ccアドベンチャー『Vストローム650シリーズ』と、そのエンジンで軽快な走りを楽しめる『SV650シリーズ』ありますし……
もうちょっと本格的に走りたい!っていう人には、リッターキラー120%の『GSX-S750』が控えてる。
布陣は完璧、と言ってもいいんじゃないでしょうか?
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なんだかここまで、過去の記事の『まとめ』みたいな感じで進んでいますが、本題はそこじゃありません。
鋭い人はお気づきでしょう……
ここまで私(北岡)が最高峰&最速のスズキ『GSX-R1000R』にまったく触れていない、ということに!
最近『GSX-R1000R』の影がちょっと薄い?
GSX-R1000Rと言えば、言わずと知れた最速のスズキ。
最高出力197馬力もあるのに重量は203kgしかない……360度どこから見ても速さしか感じない、いわゆるスーパースポーツってやつです。
なんですけど……この現行型が国内で発売されたのは2017年のお話。ここ最近、矢継ぎ早に目立つ大型バイクが登場していることもあり『最速のスズキ』にも関わらず、影が薄くなっているような?
いや、でも大活躍はしてるんですよ。
世界耐久選手権では昨年に続き2021年もチャンピオンを獲得してる訳だし。
でもスーパースポーツってやっぱり特殊なんですよねぇ……
ぶっちゃけ『どこで乗るのよ、200馬力って!?』って思っちゃう。私は特にサーキット通いするタイプじゃないですし、サーキットも走ってみたいけどウチにはそんなお金ないし? もちろんスズキのバイク!編集部にもそんな贅沢予算はございません。
それでいて、やっぱりスーパースポーツですからね。
バイクに跨ってハンドルを握ったら……
ご覧のとおり、ガチの前傾ライディングポジション! 悪いことしてないのに、謝っているかのような角度!!!
これでもスーパースポーツとしては優しいほうなんですが、そうは言っても『長距離がとってもラクなんだよ☆』なんてことは一切ありません。
ツーリングが楽しいバイクはいくらでも他にあるし! つまるところ『縁遠い』感じがある……
そういう理由で『スーパースポーツはちょっとなぁ……』って思ってる人、私だけじゃないでしょう?
ところが2021年モデルの『GSX-R1000R』に……
だけど2021年モデルとしてカラーチェンジしたGSX-R1000Rがちょっといい感じ。
私の断トツの推しはマットのグレーです。
見た瞬間に『お、これカッコいい!?』って思ったんですよ。
そこでふと思った。ちょっと乗ったほうがいいかな、と。
先だって新型GSX-S1000に乗った時に『なんか走りがGSX-R1000Rっぽいな』って思ったことだし、『隼』様だってGSX-R1000Rで採用されたテクノロジーありきで開発されてるはずだし。
てことは、GSX-S1000も『隼』様も原点はココにあると考えるべき……かな? と思った訳です。
なので超久しぶりに挑んでみようと思います、スーパースポーツ!
先に言っておきますが、私はスーパースポーツが速すぎて苦手です。こういうのに乗る時は『怖い物見たさ』みたいな気分に近い……
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もちろん現行型GSX-R1000Rには前にも乗ったことあるし、このバイクが『ツーリングもできるスーパースポーツ』って呼ばれるくらい乗りやすいってことも知ってます。
それでもやっぱり!
………
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めっちゃ振り回された(笑)
ある意味、バイク乗りとして人生で初めての体験もした。
だってさ、ローギヤ1速で時速100kmを余裕で超えるって何なのよ? ギヤ6速もいるの?スズキさんコレどういうつもりなの!?
そんなこんなでGSX-R1000Rと格闘したお話が気になる人は、是非このまま続編をどうぞ!