SV650Xは、ハンドルがけっこうガチ！
見た目はカフェレーサー的なお洒落バイク。
でも全体的な方向性がきちんと『走るバイク』として整えらえているのがSV650Xの特徴だっていうことは、前編でお伝えしたとおりです。
なかでも、そのキャラクターを決定づけるのがセパレートハンドル！
けっこう攻めてます。 最近よく見かける「なんちゃってセパハン」ではないのです。
ライダー身長／176cm
きちんと走りを意識した低く伏せる乗車姿勢です。
スーパースポーツのようなエグい前傾ではないのですが、フロント加重に貢献する「正しいスポーツバイク」の姿勢。
特にコーナーへの進入では、確かな前輪の手応えを感じられます。
このライディングポジションのおかげで、スタンダードのSV650以上に「X」はスポーティな走りが楽しいんですよ！
シートデザインも凝ってますよね。
ちなみにシート高は790mmですけど、スリムなので数値以上に足着きも良いです。
身長が176cmだと両足かかとまでベッタリな上に、まだ膝が軽く曲がるほど余裕がある。
重量も200kg以下だし、大型バイクビギナーにも女性ライダーにもおすすめだと思います。
SV650Xで何よりも大事なこと
そして！
セパレートハンドルで低く伏せて乗るカフェレーサーっていうのは、人が乗って、はじめてシルエットが完成するものです。
だから、ライダーが乗って、走ってる姿が何よりカッコいい！
街乗りでは、こだわりスタイルでお洒落に流すのもアリじゃないですか？
ただし「X」の走りはスタンダードのSV650以上にスポーティですからね？
ツーリングやワインディングではやっぱりフルフェイスがおすすめ。
走れば超スポーティで、カフェレーサーとして愛でる楽しみもあるなんてステキすぎるじゃないですか！
でも、まだまだ。
それだけじゃないんですよ……
なんというか、このバイクは「ソソる」んです。カスタム欲を！
（下に続きます）
カスタムも楽しめるSV650Xの可能性
もういちど全体のシルエットをご覧ください。
ボクはこれを見て思います。何かが足りない……と。
そしたら純正オプションの用品に、やっぱりあった！
アンダーカウリングセット／3万600円（税抜）
アンダーカウル！
これこれ。こういうのが欲しかったんです！
フレームカバー／2万1000円（税抜）
純正オプションパーツでは、このフレームカバーも足してみると、さらにスポーティになるかも？
あとはフォグランプキットも気になります。
あとはそうですね……
個人的には、もし愛車にしたら左右2本出しのメガホンマフラーを入れたくなると思う。
シングルシート風に見えるカバーも欲しい。前後17インチのワイヤースポークホイールとか無いのでしょうか？
いやいや、どうしようコレ。脳内の妄想ブレーキが壊れ気味（笑）
そうして、お気に入りスタイルに仕上げて、こんな感じで街乗りしたい！
実はわたくし（キタオカ）、以前に別のバイクを徹底的にカフェレーサーにカスタムしたことがある前科の持ち主ですので、本気でヤバい。
SV650Xは79万6400円（税抜）と、お値段的にも現実的なのでカスタム費用も捻出できそうですしね……
遊べる要素がSV650Xにはたくさんある！
軽くてコンパクトだから気軽に乗れて、スタンダードのSV650以上に本格的な走りが楽しめる。
それうえ、レトロ感あるスタイルが、眺めて磨いての「愛でる」楽しみも満喫させてくれる。
トドメにカスタム欲までビシビシ刺激してくる、だとっ!?
大型二輪の免許を取ったら、やっぱりデカい排気量に乗りたくなるのも気持ち的にはわかります。
だけど、SV650Xは『自分だけの1台に仕上げる』ことで他に替えの効かないバイクになると思うんです。
しかも、流行に左右されにくいデザインだから、末永く愛していけるはず。
そのうえで走りの根幹がしっかりしているっていうのが大事。
素材としてダメなバイクは、がんばってカスタムして、お金をかけてもあまり良くならないケースも多いので（笑）
その点SV650Xなら、スタイルを自分好みに仕上げれば、走りはノーマルのままでもかなり満足できます。
カッコだけじゃない、土台となる性能がきっちりしてること。
大型バイク初心者の人や、スタイル重視のライダーにもSV650Xをおすすめできる一番の理由はこれ！
実はSV650Xって、スズキらしさが凝縮されたバイクなんです！
まだの人は【前編】も是非どうぞ！
【前編】はこちらです！
【同じ650ccエンジンだけど！】
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