大人は“見栄っ張り”ですので!
いい大人なのに250ccのバイクはちょっと恥ずかしい……みたいに思われちゃうこと、現実としてはたまにあるかもしれません。
バイクのことを良く知るベテランの人々はバイクの酸いも甘いも知り尽くしているので「排気量やパワーじゃバイクの良さは語れない」ことをよく知っていますが、残念ながら表面的な部分しか見ない人というのも一定数は存在するんですよね……
ですがこのGSX250Rというバイク、実はけっこう「大人の要求」を満たしてくれたりもするんです。
大人って言うのは時に『見栄え』が必要なときもあるので、所有するモノ(今回はバイクも含む)に対して「それを選んだ理由」が必要だったりもします(笑)
そこで頼もしいのが「トリトンブルーメタリック」のGSX250Rです!

2025モデルにもラインアップされている「トリトンブルーメタリック」は現在のスズキのイメージカラーに最も近い色なんですが、それはつまり『スズキのレーシングスピリット』の体現でもあります。
近日中で言うと鈴鹿8耐に挑戦している『チームスズキCNチャレンジ』がそれですが……

スズキのレーシングマシンといえばやっぱりブルー!
惜しまれつつ撤退した世界最高峰のバイクレースMotoGPもそうでしたが、やっぱりスズキ車で「トリトンブルーメタリック」は存在感が違います。
もはやスズキ『GSX』ブランドの象徴的カラーと言ってもいいかもしれません。

このカラーのGSX250Rを買った理由として『俺、スズキのレースに挑む姿勢が好きだからさ~』なんて話ができる。大人としては外せないポイントのひとつです。
また同時に、大人は「チープに見える」のもNGとなります。
LEDヘッドライトとテールランプが見た目に高級感!
ですが2024モデルでヘッドライトがLED化されたGSX250Rは見た目の高級感もかなりアップしました。
フロントはLEDのヘッドライトユニットと面発光LEDのポジションランプが抜群の存在感!

昨年にLEDヘッドライトを手に入れて「スタイルが完成した」とも言えます。
GSX250Rって2017年に初登場したバイクなんですが、LEDヘッドライトのおかげで2025年の今日でもまったく古さを感じさせません。むしろかなりカッコいい。
あとはテールランプ!

こちらも面発光LEDを作用しているんですが、2017年にデザインされたとは思えないほど今日でも最先端に見えます。GSX250Rって実はけっこう「お金を掛けてデザインされているバイク」なんです。
ウインカーは電球(ハロゲン)ですが、ここはもうカスタムでしょ!
このスタイルなら最近流行りの小型LEDウインカーとかも似合いそうじゃないですか?
細かい部分にもこだわりあり

ちなみにですが『スズキのバイク!』編集部の若手スタッフ石神クン(←美大出身)はGSX250Rのシートカウルのデザインがいたくお気に入り。
シャープ&スポーティに見える工夫が盛りだくさんだと彼の眼には映っています。美大出身者の目線なので浮世離れしているかもしれませんが。
でも、なんとなく言ってることはわかる。

あとそうそう。ブレーキレバーに調整機構がついてるところも大事!
最近はコストダウンでコレがないバイクも多いですが、あるとやっぱり便利。実はGSX250Rって『高級車の作り』なんですよ?
乗ればハマる『GSX250R』という底なし沼

GSX250Rの最大の弱点を上げるとするならば……『実際に乗ってみないと本当の良さがわからない』という部分に尽きると思います。
バイクはすべからくそうですが、特にGSX250Rはフルカウルスポーツのスタイルとスペックの数値などで特に誤解を招きやすい傾向にありまして(汗)
でもね!

最新モデルを含む、エンジンアップデート後のGSX250Rは走りの側面でもかなり楽しめるバイクに成長しています!
GSX250Rの標準装備のタイヤはどちらかと言うと街乗りやロングラン向けなキャラクターですが、タイヤ交換の時が来たら、もうちょっとスポーツ性を重視したタイヤを選びたくなるくらいにスポーティ!
限界レベルの速さとかじゃなく、バイクのスポーティさを味わえる人には良いパートナーになってくれるはずです。
(下に続きます)
それでいて今回の最初から言っているとおり、GSX250Rは『疲れずに走れるバイク』です。ここも大人にはすごく大事な部分だったり(笑)
となるとですよ?
GSX250Rの『価値』を味わい尽くせるのは、実は大人のライダーなんじゃないか? とも思うんですよね……
ひとたび走り始めたら「降りたくない魔法」にかかる250ccフルカウルスポーツ。GSX250Rはベテランライダーやリターンさんにとっても、実はおすすめの1台なのでした!