過去最高のバイク台数2500台、参加者約2700人……
隼乗りのオーナーズミーティング!と言いたいところですが、もはや隼に留まらず『全バイク乗りの夏祭り』状態になっている『隼駅まつり』ですが……第14回のここにきて記録更新!
毎年、参戦している私(北岡)は会場入りした時点で『今年はなんかヤベェな……』と肌で感じたほどです。
砂丘ができるほどの土地柄のせいなのか、なぜかイベント当時に雨が降った記憶がない隼駅まつりは今年も開催日の8月4日は快晴! 要するに……めちゃくちゃ暑かった!
また、今回は直前になって『隼駅の駅名板が期間限定でスズキによるデザインに!?』みたいな情報も飛び込んできたせいか、それとも鈴鹿8耐などのビッグイベントと日程がカブらなかったからなのか……
えらいことになってた……
参加台数は過去最高の2500台、イベント来場者数は約2700人というのが公式発表。イベント開始時間付近はバイクが長蛇の列という状態に。
聖地となる隼駅では、毎年、駅舎と駅名板をバックに記念写真を撮る(スタッフさんに撮ってもらえる)のが恒例行事なのですが、今年はその行列が駅エリアからあふれ出すシーンも。これは過去に見たことがありません。
期間限定(2024年8月末まで)で駅名板が「スズキデザイナーによるオリジナルデザインに変更される」というレアな状況だったので、聖地側の人気も高かったようです。
しかも!?
スズキの看板ライダーたる北川圭一さんと津田拓也さんがフラッと聖地を訪れ、その時間は駅の前で記念撮影する人の上の写真のようなサービスタイムが発動されていました。
このタイミングで隼駅にいた人、本当にラッキーとしか言いようがありません。
そして隼駅まつりのイベント会場となる『船岡竹林公園』は……
海……
それはさながら「バイクの海」でした。隼の数も多いは多いんだけど、上の写真を見てもわかるように隼以外、なんならスズキ以外も入り乱れた状態。
こういう状況ですから当然会場も、こうなる。
えらいこっちゃ……!?
隼駅まつりのイベント内容自体は例年とそんなに変わらないんですけどね……新型『隼』オーナーの参入に加えて、初期型&2型の古参組も数が減ってない感じ。
それに加えて隼以外のバイクの参加が増えてきている印象です。別記事で詳細に報告しますが、裏の隼駅まつり『ニセブサ』たちも警報級に増加していました。今年は集団偽装工作など大胆な手口で潜入を試みた集団も……
もちろんステージでは北川さんと津田選手による(絶妙な掛け合いで軽く漫才化しつつある)トークショーもあったり、地元有志による歓迎の舞が披露されたり。
あ、プレゼンターとして参加してもらったRurikoさんとツーショットで写真を撮る機会もね!
だが、それ以上に!?
えぇぇぇ………
過去最高レベルに『ヤバい』と感じた記念撮影の写真がこちらです。
例年、人数が多すぎて「誰が誰だかわからない」ことにはもう慣れている私(北岡)ですが、今回は横幅に加えて“奥行き”が尋常じゃなかった。
バンザイしたりガッツポーズしたりしている人もたくさんいるんですが、もうそれすらもよくわからねぇ……(笑)
しかしながらイベント自体はいつもどおり『極めて平和』に進行し、じゃんけん大会なども含め、無事に閉幕となりました!
ある意味、この台数のイベントを混乱なくコントロールした八頭町のスタッフさん、ボランティアさんたちの統率力にも驚かされるばかりですが……
隼駅まつりというのは、特に派手な出し物があるわけじゃないイベントで、言ってしまえば『みんなで集まるだけ』といったイベントです。普通も普通。
だけどなんだか居心地が良くて、ヤバいレベルで暑いのに『また来年も……』となっちゃう不思議な魅力を持つイベントです。
(下に続きます)
どうやらまだまだ『隼駅まつり』は成長中! 勢いが止まらない!?
今年は参加を見送った人も来年は是非どうぞ。
そして、みんなで一緒に『誰が誰だがわからない記念写真』を撮りましょう!
【文/北岡博樹(モーターマガジン社)】