自賠責保険の保険料が平均6.7%値下げになりました
バイクを所有し、公道で走らせる場合、必ず加入しなければいけない自賠責保険。
自賠責保険っていうのは事故の被害者や家族を救済するための制度で、加入が義務付けられているので強制保険なんて言われたりもします。
その自賠責保険なんですが2021年の4月1日から保険料がすこしお安く改定されました!
保険料の改定はバイクだけじゃなくクルマも含まれてます。
自賠責保険の保険料が値下げになるのは、昨年に続き2年連続。
値下げの理由はシンプルなもので『事故が減ったから』となります。
安全面での先進技術の普及や、2020年でいうとコロナ禍による交通量の減少が背景にあるみたいですね。
ちなみに社会的な政策でもある自賠責保険には『ノーロス・ノープロフィットの原則』というものがあり、民間の保険会社は自賠責保険において利潤や損失を出さないように保険料率が算出されています。
バイクの維持費に自賠責保険は直結する
新しい自賠責保険料は2021年4月1日以降に適用されます。
新保険料は以下の通り。
自賠責保険料(2021年4月1日以降)
クルマも含めた全体で言うと、平均で6.7%の値下げとなりました。
どれくらい違うのか比較するために、これまでの保険料(2021年3月まで)と比較してみると……
これまでの自賠責保険料(2021年3月末日まで)
250cc以上の小型二輪の24カ月で410円の値下げ。125cc~250ccの軽二輪クラスが24カ月で390円の値下げとなっています。
軽二輪クラスがついに1万円の大台を下回ってきましたね。
ちなみに251cc以上の小型二輪のほうが、125cc~250cc以下の軽二輪よりも保険料が安いのってご存じでした?
(下に続きます)
この『値下げ』は交通事故が減ったからこその結果です。
そういう意味でも嬉しい!
それに、金額としては大したこと無いのかもしれませんが、加入が義務であり、保険内容は変わらないままなんですから、自賠責保険料は安いほうが良いに決まってます。
バイクの維持費に直結する話でもあるので、これは全てのライダーにとっての朗報と言って良いかと。
この調子で事故がもっと減って、保険料がまた安くなるといいですね!