2023年は7機種もニューモデルが登場しました!
2023年も終わりに近くなってきました。それにより当サイト『スズキのバイク!』でも注目モデルに実際に触れてみた記事が増えてきたため、ここで一度2023年モデルとして登場したバイクをまとめてみようと思います!
えぇと、数えてみると1、2、3……
7台⁉
改めて数えてみると7機種も……これけっこうすごい『新型ラッシュ』ですよね。
それでは昨年10月からの発売順に2023モデルを追っていきましょう!
スズキ『アドレス125』
2023年新型モデルのトップバッターは2022年10月18日に登場した原付二種スクーター『アドレス125』。
新設計のフレームと軽量・コンパクトな空冷単気筒SEP(スズキ・エコ・パフォーマンス)エンジンを組み合わせ、力強い加速と優れた燃費を実現しています。
メーターには「エコドライブイルミネーション」を採用し、燃費の良い走行が一目でわかる仕様に。
デザインは市街地によく馴染むヨーロピアンテイストとし、今までのアドレスシリーズとは大きく路線を変更しました。
毎日の移動の相棒にピッタリの125スクーターとなっています。
スズキ『アヴェニス125』
『アドレス125』から3日遅れの10月21日に登場したのが、兄弟モデルのスポーツスクーター『アヴェニス125』。
フレームを共有しつつも、外装はシャープなデザインに仕上げられスポーティーなイメージを演出します。
エンジンも『アドレス125』と共通ですが、加速をスポーティーな味付けに。
フロントブレーキの機構も異なり、よりダイレクトなブレーキングを味わえる仕様になっています。
スズキ『Vストローム1050DE』
年を跨いだ2023年2月28日にデリバリーを開始した「Vストローム」シリーズの新型フラッグシップが巨艦『Vストローム1050DE』です。
「Vストローム」シリーズは基本オンロードで高パフォーマンスを発揮するモデルですが、こちらはフロントに21インチのワイヤースポークホイールを採用した他、細部を煮詰めて未舗装路での走行性能向上を図ったモデル。
前モデルから継承した数多くの電子制御システムも魅力ですが、中でも新たに設定されたダートで“前に進むため”のグラベルモード(Gモード)が特徴となります。
【Vストローム1050DEの記事はこちら!】
スズキ『GSX-8S』
2023年3月24日。東京モーターサイクルショー開催中に発売された新型ミドルネイキッドスポーツが『GSX-8S』。
新設計のフレームと、同じく新設計の776ccDOHC水冷並列2気筒エンジンを組み合わせたライトウェイトスポーツで、ヘッドライトにスズキのスポーツモデルらしい縦2灯を採用したスポーティなスタイリングも魅力。
ドライブモードセレクターやトラクションコントロール、双方向クイックシフターなど様々な電子制御も用意されたスポーツツーリング好きにはたまらない1台に仕上がっています。
スズキ『Vストローム800DE』
『GSX-8S』とフレーム・エンジンを共有する兄弟車で、同時に発売された『Vストローム800DE』。
フロントに21インチホイールを採用し「Vストローム」シリーズの中でも未舗装路の走破性に力を注いだモデル。
『GSX-8S』同様に多くの電子制御を備え、『Vストローム1050DE』同様にグラベルモード(Gモード)が用意されています。
タンクからシュラウドにかけてのデザインもシャープで美しく、まさに新世代「Vストローム」といった仕上がりとなっています。
スズキ『バーグマンストリート125EX』
そして2023年3月27日に他の125スクーター兄弟より遅れて国内デビューしたのが「バーグマン」シリーズの末弟『バーグマンストリート125EX』。
『アドレス125』、『アヴェニス125』と車体は共有ですが、エンジンには「SEP(スズキ・エコ・パフォーマンス)」エンジンを進化させた「SEP-α」を新採用。
パワーを落とすことなく燃費性能の向上を実現し、アイドリングストップシステムも備えます。
外観は「バーグマン」シリーズらしく、大人びて高級感のあるスタイリングを採用。『アドレス125』や『アヴェニス125』とベースを共有しつつも違ったアイデンティティを持ち合わせています。
日々の通勤・通学だけでなく、休日のちょっとした遠出も楽しいコンパクトスクーターをお探しなら『バーグマンストリート125EX』がおすすめですよ!
スズキ『Vストローム250SX』
そして、2023モデルで最も注目度が高かったと言っても過言ではないのが8月に発売された『Vストローム250SX』です。
スズキの現行ラインアップに超人気モデルの『Vストローム250』が存在するなか、未舗装路の走破性を重視して開発された“スポーツアドベンチャー”としてリリース。
実際に乗ってみると、Vストローム250とは真逆と言えるようなキャラクターになっているそうですよ!?
ちなみに『ニューモデル』という訳ではありませんが、排ガス規制対応に伴う仕様変更でエンジンが劇的に進化した既存モデルもあります。
それらも2022モデルとは“もはや別モノ”というレベルに進化していたので、興味のあるかたはチェックしてみてください。
【エンジン仕様変更モデル】
早いもので『アドレス125』が登場してからもう1年以上が経過。
1年前には『続報はまだかっ!?』とやきもきしていた新型「Vストローム」シリーズや『GSX-8S』もすべて無事にリリースされていました。1年って本当に早いよね。
そして今では、これまた注目すぎる2024年モデルも発表されていますから……
ということで我々『スズキのバイク!』は引き続き、新型情報を執拗に追いかけていくつもりです!