些細な問題も「見た目のカッコよさ」で帳消し!
そもそもスポーツバイク好きの私は、今までスクーターにあまり食指が動かなかったのですが、『アヴェニス125』は別。
はじめて見た瞬間、脳に電流が走ったように錯覚しました。
なんだ、この最高にクールなスクーターは⁉
まず目を引いたのは、こちらを睨みつけるような鋭いフェイスデザイン。
LEDを採用したヘッドランプは視認性良好ですが、なんといってもスズキのスポーツバイクらしい縦2灯をイメージしてデザインされているのがGOOD!
初見で『アヴェニス125』の力強さを印象付けます。
そして、そのヘッドランプの周囲のカウルデザインも、スポーツスクーターとしての軽快さを引き立てます。
はじめからエアロカスタムされているようなカウルデザインは、『GSX250R』と同種のスポーティーさを感じさせます。
また、その下のフロントフェンダーの取り付け方もポイントだと思っています。
『アヴェニス125』のフロントフェンダーはオフロードバイクと同じように、フロントフォークのボトムケースではなくアンダーブラケットに固定されているようです。
そのおかげで、フェンダーと車体とのクリアランスを常に一定にすることができ、フロントの足まわりからフロントカウルまでに一体感が出ているような感じ。
そして、「モトクロッサーのシュラウド」をイメージしたというサイドカウルの造形も、ツートンカラーと相まってバイクの印象に緩急をつけていると思います。
緩い曲面とシャープな線で、グラデーションのような陰とエッジの効いた陰を使い分け、より見ごたえのあるフォルムを演出。
サイドカウルが単色かつ、ぬるりとした曲面だけで構成されていたら、フロントのイメージだけで軽快感を保つのは難しかったでしょう。
そんなカウルに関連して、個人的に好きな点は、下のなんだかよくわからない突起部分。
ウィング、をイメージしているのでしょうか?
よくわからないけど、あるのとないのとでは絶対あった方がカッコいいに決まってる! ……というより、これがあることが、より軽快さを想起させるポイントではないでしょうか。
また、テールランプにも力が入っていて、走り去る姿を印象付けるべくLEDの2灯デザインを採用しています。
たしかに、これなら数あるスクーターの後ろ姿の中で『アヴェニス125』だ、と一発でわかりますね。
近寄ってみると、クリアレンズの形状にもこだわりを感じます。
ツートンカラーを採用したシートに赤いステッチが入っているのもお気に入りポイント。
赤いステッチって、なんだか高級感があってワクワクしませんか?
そして忘れてはいけないのが、インストルメントパネル周辺のデザイン。
中央の液晶メーターが浮いているように見えるフローティングデザインが採用されていて、デジタルメーターの先進的なイメージをさらに引き立てています。
モトクロッサーをイメージした漆黒のショートバイザーも全体を引き締めるアクセントになっています。
こんな感じで、実際に乗る前から見た目の印象に購買意欲を刺激されていた『アヴェニス125』ですが、実際に乗ってみると、便利・快適・楽しいといった具合で文句なし!
先に「ヘルメット入らない問題」なんてことも取り上げましたが、そもそも「これに似合うのはオフロードヘルメットだろ⁉」なんて勝手に決めている自分にとっては、些細な問題でしかございません。
それに、やっぱりバイクなら自分の好きなカタチの物に乗る方が楽しいし、買って嬉しいじゃないですか!
その点、『アヴェニス125』のデザインは私の中では100点満点。
見た目のファーストインプレッションで「これだ!」と感じたものを選ぶのも、1つの正解だと思いませんか?
(下に続きます)
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デザインに対する私の溢れんばかりの気持ちを番外編としてまとめさせていただいたわけですが、もちろん『アヴェニス125』の売りはキビキビとした軽快な走りでもあります。
しかし、くどいようですが自分にとっての魅力はひと目見たときから心を揺さぶられたそのスタイリング。
やっぱりめちゃくちゃかっけぇぇぇぇ!!!!
見た目で選んでも後悔しない利便性もしっかり備わっているので、このデザインに惚れたなら選ぶ価値は大いにありますよ!
さてと、私はいつか『アヴェニス125』で通勤できる日を夢見て節約生活スタートです!