0→1/4マイル(402.1m)のタイムを競う世界最速の究極の直線レース
いきなりですが、皆さんは『ドラッグレース』ってご存知ですか?
アメリカ発祥のモータースポーツのひとつで、バイクの場合はドラッグレース用に極端にテールの長い特殊なカスタムが施された2台のバイクが停止状態から急発進し、怒涛のエンジンパワーを制御しながら、1/4マイル(約400m)ほどのストレートコースの速さを競うレースです。
「ドラッグ(Drag)=引っ張る」レースということで、文字通り引っ張られるような直線加速で「どっちが速いのか⁉︎」を競うという単純明快な競技なんですが、日本でも大規模なバイクイベントなどで時々行われていたりするのでご存知の方も多いかもしれません。
「ただ直線を走るだけなの?」と思われがちですが、実はとても奥が深く、レースで勝利するには緻密な設計やカスタムはもちろん、ライダーの瞬発力やエンジン制御力など、様々なファクターが必要になる面白いレースなのです。
アメリカ発祥の『ドラッグレース』とは?
スズキ「Hayabusa」などの大馬力マシンをドラッグレース専用のマシンとして大幅に改造し、飛行場の滑走路やサーキットの直線部分などを使って、2台のバイクどちらが速いのかを競うストレートオンリーのスピードレース。
世界最大のドラッグレース団体「NHRA(ナショナル・ホット・ロッド・アソシエーション)」が主催しているレースが発祥とされており、1/4マイル(約400m)の直線ストレートを、ものスゴいスピードで駈け抜けることから、日本ではゼロヨン(0→400m)などとも呼ばれています。
最高峰のトップフューエルクラスでは5000馬力を超えるマシンも存在し、スタートからゴールまで4秒台で駆け抜けるほどの速さがあるとされ、その時の最高速は500km/hを超えるとも言われています。
スタートシグナルが変わる瞬間の一瞬の反射神経や、巨大なトルクをいかに路面伝えてパワーを引き出すか、マシン性能のほか、ライダーの精神力も試される奥の深いレースです。
アルティメットスポーツ「隼」はドラッグレーサーのベースマシンとしても最適!
前置きが長くなりましたが、実はここからが本題。
今回紹介するおすすめ動画は、海外版のスズキYouTubeチャンネル「Suzuki Cyckes」にアップされているものですが、日本ではマフラーブランドとして知られている「VANCE & HINES(バンス&ハインズ)」が、スズキの新型「隼」をドラッグレーサーカスタムにして、アメリカ最大のドラッグレース「NHRA」に参戦する、と言うめちゃくちゃ面白いムービーになっているんです。
ドラッグレースのように、いかに直線を速く走るためには、まずは怒涛のトルクと強大なパワーが備わっているベースマシンが必要になります。
そのベースマシンに歴代の「隼」が、最もたくさん選ばれているんですね。
当サイト「スズキのバイク!」をご覧の皆様には、もはや説明不要だとは思いますが、スズキのアルティメットスポーツ「隼」は、1339ccの大排気量エンジンを搭載し、その最高出力は188馬力を誇るモンスターマシンです。
ノーマル時のホイールベース2180mmを、フレームやスイングアームに至るまで更に長く伸ばし、新型「隼」を最新のドラッグレーサーマシンに仕上げるところからスタートします。
詳しい内容は動画をご覧頂くとして、あまりにも現実離れしすぎている改造ですし、カスタム等の参考にはならないですが、新型「隼」がかなり面白いことになっていますので、ひとつのエンターテイメントとしてご覧下さい!
あ、ドラッグレースなので、レース自体はほんの数秒で決着がついてしまいますから、目を離さないようにお願いしますね!(笑)
(下に続きます)
日本語の字幕で見るには?
英語の音声や字幕では理解しづらい… という方にはYouTubeの自動翻訳機能がオススメです。
ナレーション音声がある動画や、字幕がテキスト入力されているYouTubeチャンネルは、画面の右下にある設定ボタンで、字幕のON・OFFや言語の設定ができます。
設定ボタンをクリックし、字幕モードから「自動翻訳」を選択。
日本語以外にも様々な言語に自動翻訳してくれます。
リストの一番下に日本語モードがありますのでクリックします。
このようにテキストが日本語訳されて表示することができます。
直訳で自動翻訳されるので、正しい日本語としてはやや正確さに欠けますが、長文の英語を理解するより、内容やニュアンスはつかみやすくなるかもしれません。
英語が苦手な方は是非、試してみてくださいね!
新型「隼」ドラッグレースの動画はこちら!
※タップ(クリック)すると外部サイトへジャンプします