デジタル表示でもスッキリ見やすくなった新しいスズキ社章

そもそもスズキの「Sマーク」は、今から67年前の1958年に制定され、「SUZUKI」のCIロゴは39年前の1986年から採用されている歴史ある社章。
そんな長年スズキファンに愛され続けた親しみのあるエンブレムがどうして変ってしまうのか!? と気になるところですが、今回の刷新は主にデジタル環境での視認性向上のために改定されました。

かつてよりもインターネットやスマートフォンなどによるデジタル表示が増えたことにより、画面を通した小さいサイズでも見やすく刷新されています。
新旧のロゴを並べてみると「Sマーク」の隙間が広く調整され、「SUZUKI」ロゴの線も若干ですが細くなっているのがわかります。
ということで、『スズキ アルティメットクイズ』の第二問です!
これは過去にも当サイトで出題したことがあるのですが、そもそもスズキ社章の「Sマーク」は誰が作ったものかご存知ですか?
【問題】スズキの社章は誰が作った?

下記4つの中から正解だと思うものを選択して下さい
正解は東京藝術大学の美大生からの公募。
総数300点以上も集まった中から選ばれ、1958年に制定されたとのことです。大企業が若い世代にチャンスを与えて、それをそのまま社章にしちゃうなんてなかなか粋ですよね。
ちなみに、手銭正道 氏は、あの新幹線N700系の車両デザインも担当されている方で、Sマークは300あまりの候補作からコンペティションで選ばれたそうです。
今も昔も、スズキは若者の味方ってことなんでしょう!
皆さん正解できましたか?
2020年に創立100周年を迎えたスズキ株式会社ですが、原点は1920年3月(大正9年)に、機織り機製造の会社として設立された鈴木式織機株式会社となります。
令和の今、世間的にはクルマのメーカーとしての知名度のほうが高いかもしれませんが、実際のところは四輪車(1955年)よりも先にバイク(1952年)から始まっているんです。
スズキスタッフのユニフォームも刷新されました

また、今回のCI変更に加えて、ロゴ同様に39年間使用されてきたスズキのスタッフさんが着用するユニフォームデザインも変更されました。
こちらは多様性が求められる現代社会の中で、従業員から寄せられたデザインやカラー、耐久性などについての意見を反映させたユニフォームにリニューアルされています。
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ホワイトとネイビーのツートーンカラーのブルゾンに加え、パンツ、キャップを合わせた清潔感のあるスッキリとしたデザインが特徴。動きやすいように作業性と安全性の向上も図られているそうです。
時代に合わせて柔軟に変化していくスズキって、やっぱり素敵です!