先日行われた鈴鹿8耐のスズキブースで、ヘリテージ・ネオ・クラシックの新型「GSX-8T」と「GSX-8TT」が事前告知なしにサプライズ披露されていたのでじっくり見てきた!

新型「GSX-8T」と「GSX-8TT」がサプライズ披露!

先日行われた鈴鹿8耐2025は例年にも勝る猛暑の中、GSX-R1000Rを駆る「ヨシムラ SERT Motul」が3位表彰台を獲得!

そしてサスティナブルパーツと100%バイオ燃料のGSX-R1000RでEXPクラスに挑み、アクシデントを乗り越え33位で完走を果たした「チームスズキCNチャレンジ」の活躍もあり、大盛況で幕を閉じました。

画像1: 新型「GSX-8T」と「GSX-8TT」がサプライズ披露!

そんな決勝レースと並行して、鈴鹿サーキットに併設されるGQスクエアではスズキブースも出展されていました。

まるで真夏のモーターサイクルショーのようなスズキ会場では、新型「GSX-R1000R」のワールドプレミアに加えて、先日世界で発表されたばかりの新型ネオ・ヘリテージ・スポーツ「GSX-8T」と「GSX-8TT」が突如展示されたんです!

画像2: 新型「GSX-8T」と「GSX-8TT」がサプライズ披露!

こちらの2台は鈴鹿で実車公開するという事前告知も一切なしでのサプライズ展示で、しかも跨りもOK!

スズキブースを訪れたファンは「おぉ⁉︎ 8Tシリーズがもう展示されてんじゃん!」「けっこう足着きいいな!」など、GSX-8Tシリーズを見て触れて跨って体験できました。

新型「GSX-8T」オプションパーツ装着車

画像1: 新型「GSX-8T」オプションパーツ装着車

GSX-8Tの実車を見てまず感じたのは車体全体のバランス感。クラシカルな印象ながら高級感のあるデザインになっています。

フロントからサイドへと流れるラインは、スポーティでありながらもバイクの原点的なスタイルを醸し出しています。

画像2: 新型「GSX-8T」オプションパーツ装着車

こちらはオプションパーツと思われるショートタイプのヘッドライトスクリーン。

ヘッドライトは最新のLEDを採用しつつ、両サイドにシルバーのガードパネルが埋め込まれています。それでいてどこか「スズキらしい」面構えも持っていて、ひと目で新世代モデルだと分かるデザインになっているのがスゴいですね。

画像3: 新型「GSX-8T」オプションパーツ装着車

ちなみにメーターの左横には、USB-type Cが直接させる電源プラグも備わっていました。

こうした電源ユーティリティは社外品を後から取り付けることもできるんですが、こうしてあらかじめ車体に備わっていると見た目も美しく、何より信頼性がありますよね。

事前に公開されたメーカー写真では確認しにくかった部分として、GSX-8Tのエンジンの左下にもハーフタイプのガードが備わっていたり、クイックシフターも標準で装備されていました。

タックロール調のデザインが印象的なシートは、1960〜70年代のカスタムシートをオマージュしたようなデザインで、高密度フォームが内蔵されているので程よい硬さと跨りやすさがありました。

新型「GSX-8TT」

画像1: 新型「GSX-8TT」

ヘッドライトカウルなどが装着された兄弟モデル「GSX-8TT」ももちろん跨りOKで展示。「TT」という名称には「Titan Timeless」という意味が込められており、レトロなロードレーサーの装いを現代に甦らせた意図が感じられます。

ヘッドライトカウル(クォーターフェアリング)とアンダーカウル装備でレーサー的な空気をまとわせており、一段とスタイリッシュな外観になっています。

画像2: 新型「GSX-8TT」

GSX-8TTにもヘッドライトカウルの左裏にUSB-type C電源プラグが備わっていました。

ヘッドライトの上部にある小さなベンチレーションは、高速走行時の頭部への風圧を低減する効果もあるそうです。

GSX-8TTはハンドルエンドミラーを採用するスズキ初の量産モデルでもあり、ステーのアルミダイカスト部分は手仕上げで磨かれており、視認性だけでなくディテールへのこだわりも際立っています。

専用のヘッドライトカウルとアンダーカウルが備わり、1970年代のロードレーサーを彷彿とさせる流麗なフォルムは、見た目の美しさだけでなく、ライダーの身体に当たる風をコントロールする効果も兼ね備えています。

タンクもこのモデル専用に設計されており、しなやかに曲線を描きつつ、鋭角なラインがアクセントになった形状は、ノスタルジックな佇まいを感じさせながらも現代的な洗練を感じさせます。

GSX-8TとGSX-8TTの実車に跨がってみると、ニーグリップしやすい適度な絞り込みと、上半身の自由度を確保する余裕があり、長時間のツーリングでも快適に走れるだろうという期待が高まりました。

シート高はGSX-8Tが815mm、GSX-8TTが810mmなので、5mmの差がありますが、これはシート形状の違いによるわずかな差なので、ほぼ双方同じくらいの足つき性に感じました。

展示車両にまたがった来場者の多くが「思ったより足つきがいい!」と口にしていましたので、幅広いライダーが乗りやすいディメンションになっていると思います。

(下に続きます)

画像3: 新型「GSX-8TT」

鈴鹿8耐のスズキブースで突如実車公開となったGSX-8TとGSX-8TTは、想像以上に完成度の高いデザインになっていました。実車を生で見られた方はラッキーだったことでしょう!

日本でも正式発表が期待される新型ネオヘリテージスポーツの2台を期待して待ちましょう!

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