昨日2026年1月30日に晴れて新型『GSX-8T』&『GSX-8TT』を迎えました。そして同日、横浜にてスズキ公式の説明会が開催。新しい情報が次々と明らかになりました!

発売日に既に1000台以上の受注を受けていた!?

昨年2025年の夏に発表され、昨日1月30日にとうとう発売日を迎えたスズキの新型レトロスポーツ『GSX-8T』と『GSX-8TT』の2台。

発売を迎えると同時に横浜の赤レンガ倉庫でスズキが公式の「新商品説明会」を開催したので、そこで得られた新しい情報を共有したいと思います。

まず驚いたのが説明会が開催されたのは新型『GSX-8T/8TT』が発売日当日だというのに、既に1000台以上の受注を受けているという衝撃の事実です。

発売日と価格が決定した時点での速報記事でもお伝えしましたが、価格はGSX-8Tが129万8000円10%消費税込み)。ヘッドライトカウル付きのGSX-8TTが138万6000円(10%消費税込み)となっており、決して安価なバイクではありません。

画像1: 発売日に既に1000台以上の受注を受けていた!?

それにもにも関わらず1000台上……これは数字として言うとけっこうな『人気車』ということができます。付け加えると人気が高いのは比較的『GSX-8TT』のほうである模様です。

この2台は性能うんぬんよりも、見た瞬間に『これカッコいい!』とひと目惚れして買うタイプのバイクだと思いますが……それにしてもスゴい!?

そして新商品説明会で新たに明らかになったことをここからお伝えしていきます。

画像2: 発売日に既に1000台以上の受注を受けていた!?

まずベーシックモデルとなるGSX-8Tから話していきますが、このバイクのベースとなっているのは周知のとおりストリートファイターのGSX-8Sです。そこから大きくデザインを変更していますが、基本的な『ハンドル・シート・ステップ』の位置関係は8Sと同じとのこと。

実際の運転にあたってはGSX-8Sと同じ扱いやすさを感じることができるものと思われます。

画像3: 発売日に既に1000台以上の受注を受けていた!?

けれど実車の見た目のボリューム感でいうとGSX-8Sよりもひとまわり大きめに見えます。

そう感じる理由は造形に徹底的にこだわったガソリンタンクのデザイン。燃料タンク容量自体もGSX-8Sに対して2L拡大され、16Lとなっていますがそれだけが理由ではありません。

燃料タンクのデザインはGSX-8Tシリーズの中でも特にこだわった部分。しかもそのデザインに関する話がすごかった。

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実はこのGSX-8T・GSX-8TTというバイクは、そもそもスズキの「ワクワクプロジェクト」という社内プロジェクトがスタートラインだったとのことでしたが、デザインの原案をまとめたのはなんとスズキ・イタリアです。

スズキ・イタリアに勤める若手フランス人デザイナーが、日本のスズキ歴史館で目にした往年の名車T500に感銘を受けてデザインを起こしたのが起点となっているそうです。

そして、そこからデザインの総指揮を執ったのはスズキの二輪デザイン課のトップとなる古橋さんという人物……残念ながら昨日の今日という話なので人物の写真は間に合いませんでした(汗)

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ですがこういったスズキの新商品説明会において、今回のGSX-8Tシリーズほどデザインに注力したことを主張してきた記憶は過去にありません。先のガソリンタンクしかり、GSX-8Tシリーズはそれほどまでに『スズキがデザインに真摯に取り組んだバイク』だということです。

ちなみに事の発端となった『ワクワクプロジェクト』とその開発の経緯はかなり面白いことになっていたのですが、話が長くなりすぎるのでそれはまた別の機会に。でも是非お伝えしたい部分です……なにせ笑える要素が多すぎた。

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話を本題に戻しますが、GSX-8Tの車両重量はこれだけのデザイン変更を行っているにも関わらず、GSX-8Sよりも1kg軽い201kgとなっています。

その理由は新採用されたエリーパワー製のリチウムイオンバッテリーが要因。

このバッテリーの採用によって従来型の鉛バッテリーよりも約2100g(2.1kg)の軽量化を果たしているとのことでした。

画像7: 発売日に既に1000台以上の受注を受けていた!?

信頼性についてはスズキ側でも徹底したテストを長期にわたって行っており、リチウムイオンバッテリー自体も進化しているため現状ではデメリットは何も感じられません。

パーツとしては鉛バッテリーよりも高価になると思いますが、耐久性にも優れて軽量化にもなるのであれば「メリットのほうが勝る」ということでしょう。

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また、デザインへのこだわりは細部にわたっていてマフラーカバーもステンレス製に変更し、車両デザインとの調和が図られています。

画像9: 発売日に既に1000台以上の受注を受けていた!?

そしてバーエンドミラー。

バーエンドミラーというのがライダーの好みによって賛否両論があるパーツです。実は今回の開発を担当したテストライダーさんも最初は「あまり好みじゃない派」だったらしく(笑)

しかもハンドル両端に重量物が追加されるため、最初はハンドリングにも影響が出たとのことでした。

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けれど車体設計のエンジニアさんが涙ぐましい努力を重ねた結果、デザイン・機能・視認性のすべてをクリア。仕上げに手作業が必要になるほど質感にこだわりつつ、後方の視認性まで十分に確保しているそうです。

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また、LEDヘッドライトに関しては「馬蹄型」と呼ばれる往年のスズキ車のヘッドライトから着想を得たデザインになっているとのこと。

しかもこのLEDヘッドライトは性能面でもかなり気合の入った開発が行われていて、夜間走行時のコーナリングの際でも安心できるよう『空中への照射範囲』にまでこだわっているそうです。LEDの丸目ヘッドライトとしてかなり自信作であることが伺えました。

画像12: 発売日に既に1000台以上の受注を受けていた!?

その他にもこだわりは多岐にわたりますが、GSX-8Tというバイクは徹底してレトロテイストのデザインを追求しながら走りはストリートファイターGSX-8Sと同じレベルで楽しめるというのが重要なポイントだと感じられています。

そして……さらに面白かったのが、実は兄弟車となる『GSX-8TT』は最初はラインアップされる予定ではなかった……といった事実。

これについては次回『GSX-8TT』について詳細を報告する際にお伝えさせて頂きます。

(下に続きます)

現時点で確実に言えるのは新型『GSX-8T/8TT』のことを「いいな~? どうしようかな~?」なんて迷っている暇はないということです。

想像以上に売れてしまってもメーカーの生産能力には上限があります。あれよあれよと「なかなか手に入らなくなるバイク」になってしまうかもしれません。

悪いことはいいません。GSX-8T/8TTが気になっている人は……可能な限りお急ぎください!

NEXT▶▶▶新型『GSX-8TT』は発売される予定じゃなかった……って?

続編は鋭意制作中です。完成し次第で公開しますのでお待ちください!

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