EWCスパ8時間耐久で2位表彰台! 次戦はいよいよ日本の鈴鹿!
![画像1: EWCスパ8時間耐久で2位表彰台! 次戦はいよいよ日本の鈴鹿!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2024/06/11/c96269877fb78ed94cf05a39416677b439638718.jpg)
先日、当サイト「スズキのバイク!」でもお伝えした通り、EWC 2024の初戦となるル・マン24時間耐久レースで見事優勝した「ヨシムラSERT Motul」でしたが、ル・マン優勝の興奮が冷めやらぬ中、6月8日にベルギーで行われたEWC 2024 第2戦 スパ8時間耐久レースに挑みました。
決勝レースのグリッドを決める予選では、3選手のベストラップから速いタイムを記録した2名の平均タイムで順位が決まる、というレギュレーションがあるため、予選結果のタイムが2’19.357だったヨシムラSERT Motulは3番手グリッドから決勝をスタートしました。
![画像2: EWCスパ8時間耐久で2位表彰台! 次戦はいよいよ日本の鈴鹿!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2024/06/11/2c25bd3d0c01407ecaa5c9c56ed2a83e9e58f906.jpg)
レーススタートの合図となるフラッグが13時に振られると、第1ライダーのグレッグ・ブラックが得意のスタートダッシュで見事ホールショットを決めます。
序盤からペースの速いヨシムラSERT Motulらしい走りをみせ、その後もタイムを維持しながらペースを保つという安定した走りを続けました。
![画像3: EWCスパ8時間耐久で2位表彰台! 次戦はいよいよ日本の鈴鹿!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2024/06/11/e13f9ce7605c54da1ffb25bb1aa9af7e16f7b517.jpg)
しかし!
この日は前日の予選までのコンディションとは路面温度が大きく変わり、ライバルや他の参戦チームでの転倒が相次ぐレース展開に。
ヨシムラ SERT Motulも「タイヤグリップのフィーリングが変わった」というライダーからコメントがあったようですが、その後も転倒することなく、ペースを保ちながら安定した走りを続けて行きました。
![画像4: EWCスパ8時間耐久で2位表彰台! 次戦はいよいよ日本の鈴鹿!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2024/06/11/7387a503c61aa960432afed08b0f91792fb53a26.jpg)
8時間もの長丁場となる耐久レースでは、周回タイムの速さも重要ですが、チーム一丸となって燃料やタイヤ交換などでピットインするタイムロスをいかに短くできるかも耐久レースを制する重要なカギとなります。
ヨシムラ SERT Motulの迅速なピットストップは有名ですが、今大会でもその期待を裏切らず、ライダー交代などのタイミングでもライバルとのタイム差をつけました。
![画像5: EWCスパ8時間耐久で2位表彰台! 次戦はいよいよ日本の鈴鹿!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2024/06/11/6d5b3c4e9408aa84d2a454455cfcb8a3d765fccf.jpg)
その後も抜きつ抜かれつの白熱したトップ争いのバトルが繰り広げられ、最後までプッシュし続けたヨシムラ SERT Motul。8時間を終えた時点でトップとの差は僅か40.145秒となり、最終的に2位のチェッカーフラッグを受け、見事2位表彰台を獲得しています!
初戦のル・マン24時間で優勝し、今回のスパ8時間でも2位につけたことで、現時点での総合ポイントランキングでは1位。見事チャンピオンシップをリードしています。
(下に続きます)
しかしながら、わずか1ポイント差で背後にヤマハの影が……なかなかどうして、ヤマハもやる!
さあ、次戦のEWC第3戦は、いよいよ日本の鈴鹿で7月19〜21日に行われる「FIM世界耐久選手権 コカ·コーラ 鈴鹿8時間耐久ロードレース」です!
みんなで全力でヨシムラ SERT MotulとGSX-R1000Rを応援しましょう!