乗る前から欲しくなった“4つのユーティリティ”
ビッグスクーターの最大の魅力といっても過言ではないのが、シート下スペースやフロントボックスなどの使い勝手に優れるユーティリティですよね。
バーグマン400には「これでもか!」っていうくらいの便利なユーティリティが揃っています。
ここからは、ボクがバーグマン400に乗る前から欲しくなった“4つのユーティリティ”をご紹介します。
①フロントラゲッジボックス
ハンドル下のフロントスペースには左右それぞれ独立したフロントラゲッジボックスが備わっています。
右側に3.5リットル、左側に2.8リットルの収納スペースがあり、グローブや小物などを入れておくことができるので、ちょっとしたお出掛けにはバッグいらず。
②パーキングブレーキ
キーシリンダー横には、レバーを下ろすだけでリアタイヤをロックできるパーキングブレーキが備わっています。
バーグマン400にはサイドスタンドとセンタースタンドが標準で装備されていますが、坂道などでセンタースタンドを立てるのはちょっと億劫なので、パーキングブレーキは非常にありがたいです!
(下に続きます)
③電源に便利なDCソケット
フロントの右ラゲッジボックスの奥にスマホなどの充電に便利な12VのDCソケットが備わっています。
個人的に嬉しかったのは、DCソケットに刺したコードを繋げたままでもフロントボックスの蓋が閉まったところですね。
これならスマホナビを使用しながら充電もできちゃいます。
④シート下トランクスペース
バーグマン400の最大のユーティリティは、やっぱりシート下のトランクスペースでしょう。
約42リットルの大容量なので、泊まりのツーリングでもシートバッグなどが必要ないくらいです。
フルフェイスヘルメットと一般的なサイズのレインウエアを入れてもまだまだ余裕があります。
どれくらい入るか試してみると…
軽めのキャンプ道具なら入っちゃいました!
バーグマン400ならツーリングバッグなしでキャンプに行くのも夢じゃないです(笑)。
“3つ+α”の盗難防止システムで最強の盗難対策
そして、バーグマン400は盗難対策もしっかり考慮された設計になっているんです。
スズキって本当にユーザー想いだなぁ、って感じる「“3つ+α”の盗難防止システム」をご紹介します。
「こんなところにチェーンロックのセキュリティーゲードが!」
デザイン的なエアダクトかと思っていたアンダーカウル右側にある穴は、市販のチェーンロックなどを通す「セキュリティゲート」になっています。
車体のフレームを通す構造になっているので、いわゆる“地球ロック”として、柱や構造物にダイレクトに連結させられることができます。
チェーンロックはフロントやリアのタイヤに通すの一般的ですが、タイヤだけ外されて持っていかれることもあるので、このアイディアはナイスですね!
「シャッター付“キーシリンダー”とトランスポンダー式“イモビライザー”の組み合わせ」
イグニッションキーにも盗難対策に優れた機能が盛りだくさんです。
いたずら防止のシャッター付きキーシリンダーはもちろん、キーそのものにICチップが埋め込まれていて、オーナーの所有するマスコットキーでしかエンジンが掛けられない、スズキ独自のイモビライザーシステム「S.A.I.S※注」が標準装備されています。
※注 SUZUKI ADVANCED IMMOBILIZER SYSTEM
例えば、マイナスドライバーなどでキーシリンダーを破損させての不正始動や、複製されたキーなどによる操作時には燃料噴射や点火がカットされ、エンジン始動が不可能になるシステムなんです。
これは盗難の抑止に効果絶大!
「キーを回すだけでできる“カンタン”ハンドルロック」
もちろんハンドルロックも備わっています。
一般的なバイクと同じく、イグニッションキーを押しながら左に回すだけでロックできる一連の作業。
当たり前のことに思えるかもしれませんが、前述のふたつのロックとの合わせ技だと考えると安心感が高い!
オプションで付けたいイモビアラームセット
スズキ純正アクセサリーとしてアラームセットもラインアップされています。音色を5種類、音量を3段階に調整できる嬉しい機能付き。■1万2980円(税込)※別途取付工賃
もちろん盗難対策に完璧はないですが、バーグマン400の“3つ+α”の盗難防止システムって、ある意味、最強じゃないですか?
すでに欲しくなってしまったんですけど…
今回はバーグマンの車両解説を中心にご紹介しましたが、便利機能が盛りだくさんで、走る前からすでに欲しくなってしまいました(笑)。
次回はいよいよバーグマン400に乗ってみます!
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【スズキはスクーターが充実!】