Vストローム250の『ツーリング性能』だけじゃない魅力
250ccクラスのバイクで唯一のツーリング性能を有しているVストローム250。
前回の【パニアケース編】でお話したそれは、地味なことかもしれないけど、このバイクを本気のツーリングバイクとして組み上げている姿勢に『やるなぁスズキ』って思えます。
なので、Vストローム250を買おうと思うなら、絶対にパニアケースフルセットがおすすめ！
とはいえ3ケースのセットはステーなど付属品を含めると9万4600円（10％消費税込み）します。この価格、例えば20代のライダーだったらけっこう重いでしょう。
それでも、無責任かもしれませんが『3ケースセットにしたほうがいい』と私は言い切りたいです。
Vストローム250はパニアケースが良く似合う
その理由は単純。
パニアケースを装着したVストローム250は、すんごいカッコいいから！
趣味のバイクにおいて『自分の愛車がカッコいいと思えること』は（私の場合）何より優先されるべき重要案件です。
例えば維持費や車検、もしくは家庭の事情などで250ccを選んだとしても、そこだけは……『好き！』の気持ちだけは譲っちゃいけないと思ってる。
そして、私の個人的趣味で言うなら、あえてトップケースを外した左右サイドケース装着状態のVストローム250のスタイルは完璧だと思ってます。その姿は、もう排気量なんて関係ないレベルで勇ましいです。
私（北岡）は大型アドベンチャーバイクも所有しているんですが、その私としてもVストローム250のサイドケース仕様は『これ250の迫力じゃねぇな』って感じますからね。
このバイクに乗れるなら、お金なんて何とかする……仮にそれが現実的じゃないとしても、そう思えるほどカッコいいと思う。
その理由のおおきなひとつが、Vストローム250の デカさ（笑）
バイクに詳しくない人が見たら、絶対に250ccだなんて思いません。
ちなみに私、バイクの世界には250ccのアメリカン／クルーザーから入ってきたんですけど、その頃はとにかくデカいバイクに憧れてました。
なので『デカい＝カッコいい』の刷り込みはあると思います。でも、私と同じように感じる人、いると思うんですよネェ。
自分のバイクをカッコいいと思えること。それはそのまま『愛車への愛』につながります。
満足感はバイクライフを左右する
その他にも、友だちに『お前のバイク、すげぇな』って言ってもらえたらテンション上がるし、見ず知らずの人に『カッコいいですね。これ排気量いくつですか？』って声をかけられたり。
そういうのも、ちょっと嬉しい。
どんどん自分のバイクを好きになれる。だから『3ケースセットにしたほうがいい！』っておすすめするんです。
だって例えば！ こういうシチュエーション、良くないですか？
まさしく『憧れのシーン』ですよ。
アドベンチャーバイクのスタイルって、なぜか女子ウケがあまり良くない気がしているので、ここではメンズ限定にさせてもらいますが、これぞ『男のロマン』のド真ん中じゃないでしょうか？
私は身長176cmですけど、Vストローム250は全然『小さいバイク』には見えませんしね。
でも、ここまでの流れで『サイドケース姿に憧れるだけなら、3ケースセットは要らないんじゃ？ そのほうがコスト抑えられるし』と思う人がいるかもしれません。
それはその通りです。
しかしっ！
困ったことに『使い勝手』で言えば、トップケースって圧倒的に便利なんですよ。
（下に続きます）
例えば通勤や通学、ちょっとした街乗りに使いたいと思うなら、確実にトップケースのみの状態が活躍します。
サイドケースはカッコいい反面、車幅が広くなるので機動力はちょっと犠牲になりますから。まぁ、カッコいいから何でも許すけど（笑）
Vストローム250の本性は『本気のツーリングバイク』です。
だけど冗談抜きで、街乗りもけっこうイケちゃう。
むしろ250ccネイキッド以上に街乗りが得意なんじゃないか？と思える5つの理由。
そこを続編にてお伝えしようと思います！
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