スズキの原付スクーター『レッツ』を解説します!
SUZUKI Let’s
スズキがラインナップしている50ccの原付一種スクーター『レッツ』。
初代は1996年に発売され、それまで販売していたスクーター「セピア」の後継として世に送り出されました。
現行モデルは2014年に発売された「レッツG」のスタンダードモデルとして2015年に登場。現在ラインナップされているのは2020年にカラーチェンジを受けたモデル。
とことん便利性を追求した車体は70kgと非常に軽く、押し引きやセンタースタンドを立てるのも楽々。シート高が695mmとかなり低く抑えられ、フロアボードの両サイドがカットすることで女性や小柄な方への足つき性に配慮がなされています。
大型のフロントインナーボックスは間口が広くグローブや小物をたくさん収納でき、ボックス左側には1Lのペットボトルがすっぽりと納まり、中央には便利なコンビニフックが設けられています。
シート下スペースもフルフェイスヘルメットが収納できる大容量が確保されていて、積載性も高く、リアキャリアが標準装備されているので積載量はさらに拡張することも容易。
ヘッドライトの両脇にウインカーを配置することで、大型の前カゴを取り付けても干渉することがなくなりました。
燃焼効率を上げフリクションロスを低減することによりパワーを犠牲にせず燃費性能に長けたSEP(スズキエコパフォーマンス)エンジンは、空冷方式を採用することにより軽量コンパクトを実現。
クラス最軽量の車体は旋回性が高く、使い勝手のいいエンジンと相まって住宅街の細い路地でも快適に移動することができます。
誰にでも、どんな服装にも似合うデザインとシンプルで扱いやすい装備、そして求めやすいリーズナブルな価格を実現し、幅広い層に親しまれています。
また、ロールシャッター付きの大型バスケットを装着したバリエーションモデル「レッツ バスケット」もラインナップされています。
スズキ『レッツ』の主なスペックと価格
全長×全幅×全高 | 1660×615×995mm |
ホイールベース | 1150mm |
最低地上高 | 105mm |
シート高 | 695mm |
車両重量 | 70kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 49cc |
最高出力 | 2.7kW(3.7PS)/8500rpm |
最大トルク | 3.4N・m(0.35kgf・m)/7000rpm |
燃料タンク容量 | 4.8L |
変速機形式 | Vベルト無段変速 |
タイヤサイズ(前・後) | 80/90-10 35J・80/90-10 35J |
ブレーキ形式(前・後) | ドラム・ドラム |
メーカー希望小売価格 | 16万6100円(消費税10%込) |