街角、道の駅、イベント会場……。各地で突撃インタビューさせて頂いたスズキオーナーさんをご紹介します!
バイク乗りはそれぞれが『主人公』だ!
ライダーにはそれぞれドラマがあって、ひとりひとり、みんなが主人公!
そう考える我々『スズキのバイク!』編集部のスタッフが、スズキ乗りを時には待ち伏せ、時には追撃してインタビューを敢行するのが当企画『SUZUKI HEROES/スズキ ヒーローズ』です。
編集部スタッフに捕獲されたら運の尽き!? 根掘り葉掘り『好き!』の気持ちを聞かせてもらうまで我々は帰りません。そんな企画に快くご協力いただいた……
スズキを愛するライダーたちのエピソード、ご覧くださいませ!
父の日のプレゼントがまさかの『GSX-R125』って⁉
関東で人気のツーリングの名所・道志みちの道の駅でスズキオーナーを待ち伏せしていたところ、某K社の大型バイクと『GSX-R125』という珍しい組み合わせの二人組を見かけて突撃!
『GSX-R125』のオーナーは市川清貴さん。
まず、このバイクを選んだ理由をお聞きしたところ、なんと父の日のプレゼントとして奥さんに買ってもらったんだとか⁉
なにそれ、すっごい羨ましい!
……と言いかけましたが、まだ話は続いていて、はじめは「ヘルメットをあげる」と言われたみたい。
でも、ヘルメットはあるからいらない。長い間通勤で乗っていたアドレスが焼き付いてしまったからバイク欲しい! と言ってみたら……本当にバイクを買ってもらえたんだとか。
しかも、はじめは「別に買わなくてもいいじゃん~」なんて言いつつ、タマ数が少なくて手に入らなさそうな『GSX-R125』のホワイトしか嫌だ! と奥さんに言ったら、運良く(悪く?)見つかってしまい、本当に買う流れになってしまったそうな。
なんで渋るのか(笑)
ちなみに市川さんは高校生の頃125ccのレーサーレプリカモデルに乗っていたので、フルカウルのスポーツバイク『GSX-R125』を提示したそうです。
最初は要らないと言いつつも納車されて即、道志みちに走りに来ていたようで、実際に乗ってみて「いけるな、このバイク」と思ってからは周辺のワインディングへのショートツーリングをしっかり楽しんでいるみたい。
壊れてしまったアドレスの代わりとして通勤にも使用しているようで、荷物を積めないことを除いては十分活躍しているとのこと。
荷物が積めない点は「そういうバイクじゃないから仕方ないですね」としっかり割り切っていました。
またお孫さんの送り迎えもしていて、お孫さんも「二人乗りバイク!」と喜んでいるみたい。
この日は息子さんに買ってもらった電熱グローブ(お金は払ったそう)のテストに来たという市川さん。
バイクをプレゼントしてくれる奥さんと言い、後ろに乗ってくれるお孫さんと言い、本当に愛されているお父さんなんだなぁ……。
(下に続きます)
ちなみにこの日、市川さんに誘われて一緒に走りに来ていた昔馴染みだという友人は、冬支度として外していたバッテリーをわざわざ取り付けてきたそう(笑)
友人にも恵まれてるじゃん!
ちなみに、普通二輪や大型へのステップアップに関しては「またバイク買わなきゃいけなくなるから……」とのことでした(笑)
寒い中のインタビュー、本当にありがとうございました!
【文:石神邦比古(モーターマガジン社)】