▶▶▶写真はこちら|スズキDR-Z4SM
最強モタード『DR-Z4SM』が令和になって再び爆誕!
うわぁぁぁぁ!
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ⁉
ぎゃぁァァァァァァァァァ!
……カッコ良すぎだろぉおおおお!
欲しい! 欲し過ぎる!!!!
プロモーションムービー公開で思わず語彙を失っていました……。
といことで、イタリアのミラノで開催されている世界最大のモーターサイクルショー『EICMA2024』でスズキの新型モデル『DR-Z4S』と『DR-Z4SM』の2台が発表されました!
そして今回、私(石神)がフィーチャーするのはこっち!
『DR-Z4SM』!
やってくれましたスズキさん!
北米のみで継続販売されていた『DR-Z』シリーズがここへ来て大型アップデート!
中身ももちろん充実進化している模様ですが、まずは現代に合わせてリデザインされたスタイリング!
まず目を引くのが、ゼッケンカスタムのようにスマートなフロントマスク!
盾のようにフロントフォークと並行に取り付けられた薄いカウル中央にバイファンクションLEDヘッドライトを埋め込んでいて、かなりレーシーな顔つきになっています!
オフロードレーサーのゼッケンスタイルが好きなライダーにはかなりグッとくる仕様!
同時登場した『DR-Z4S』とカタチは同様ですが、やっぱりモタード派でもこの顔は大事ですよね!
そして従来モデルの比べ、シュラウドからテールにかけてのカウルデザインもシャープなイメージにアップデート!400ccパワフルモタードのスポーティーさを強調するようなデザインで、見ているだけで心が躍ります!
シュラウドデザインの変更により、従来モデルより少し小さくなったようにも見えたタンクですが、容量は8.7L。
公開されているWMTCモード値での燃費が29.4km/hと(車両の性格を推測すると)好燃費なので、航続距離は確保されていそうです。
グラフィックロゴも現代風でスマートな印象を持たせるデザインで、新たに電子制御が搭載された『DR-Z4SM』の性能の高さを予感させます……!
ヘッドライトをはじめとした灯火類は、全てLED仕様。
メーターはデジタル液晶メーターですが、機能優先ゴテゴテしていなくてスッキリとした印象です。
前後タイヤは兄弟車の『DR-Z4S』のフロント21・リア18インチに対し、モタード定番の前後17インチ!
ワイヤースポークの17インチホイールがバッチリモタードらしさを強調しています!
そして気になるシート高は890mmとスーパーモタード車としては標準的ですが、バイクとしてはやや高めな印象。
ですが、このタイプのバイクは跨るとサスペンションが縮むので、実際の足つき性は乗ってみてのお楽しみです。
ステップはワイドタイプが採用されラバーを装備。おそらくラバーは取り外すこともできそうです。
また、車体底部にはさりげなくタフなエンジンガードも標準装備!
これあるのと無いのとではダートでの気の使い方が大きく違ってくるので嬉しいポイント!
カラーは「SkyGray(Q1T)」(以下スカイグレイ)と「Solid SpecialWhite No.2(30H)」(以下ソリッドスペシャルホワイト)の二色が発表!
「スカイグレイ」は彩度とやや落としたグレイッシュブルーに近い色合いで、落ち着いた雰囲気ながら、イエローの挿し色と相まってスズキらしいスポーティーさを演出。
「ソリッドスペシャルホワイト」はホワイトにブルーのワンポイントカラーとシンプルなカラー構成。
しかし、なんといっても嬉しいポイントはホイールのメタリックブルー仕様!
高級感が増し、ちょっと派手な感じが所有欲をくすぐります!
どちらも魅力的なポイントが違うカラーリングで、これはかなり色選びで迷ってしまうのではないでしょうか⁉
(下に続きます)
【SNS『X』やってます!】
ここまでスタイリングを見た感じ、グラブバーやらなんやらユーティリティーとか快適性みたいなものはそぎ落とされて、完璧にスポーツ志向に見えるけど、中身はいかに……⁉
次の記事では、新型スーパーモタード『DR-Z4SM』のエンジンやフレームなど、走行性能について解説します!
【文:石神邦比古(モーターマガジン社)】