Vストローム1050の足つき性やライディングポジションは？
ライダー身長／176cm
アドベンチャーバイクらしい姿勢の起きたライディングポジションをとることができ、自然に手を伸ばした場所にハンドルがあることで常にリラックスした状態で運転できる乗車姿勢になっています。
ボディサイズは大柄ながら、その分、視界が広く感じられ、スズキのバイクらしくハンドル幅が広すぎないのが好印象。
また、膝の曲がりにも余裕があり、1日1000kmの距離でも快適に走れるよう配慮されています。
ライダー身長／176cm
フロント19、リア18インチのキャストホイールを採用しているVストローム1050のシート高は850mm。身長176cmのライダーが両足で跨ると両足のカカトがすこし浮きますが、特に扱いに不安はありません。
重量は242kgなので跨ったままのバックは少し気を使いますが、身長170cm以上のライダーであれば、問題なく扱うことができるでしょう。
Vストローム1050で実際に走ってみた燃費は？
Vストローム1050の燃料タンク容量は容量20L。使用燃料はハイオクガソリンです。
今回の試乗では高速道路8割、一般道2割程度の割合で805.9kmの距離を走って、合計ガソリン給油量は39.37L。
満タン法で計測した燃費はガソリン1リットルあたりで20.469kmという結果となりました。
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スズキ『Vストローム1050』の装備／ディテール解説
バイクの印象を大きく左右するフェイスデザインは、スズキ往年の名車DR-BIGを彷彿とさせる、クチバシスタイルに角形LEDヘッドライト+フロントスクリーンを組み合わせた、これぞアドベンチャーバイク！のルックスに。
大型のウインドスクリーンは工具を使わず高さの調整が可能。最も低い位置でも十分すぎる防風性能を発揮します。
スタンダードタイプの「Vストローム1050」はフロント19、リア18のホイールインチを採用。オフロード走破力を高めた「Vストローム1050DE」はフロント21、リア18インチを採用しています。
タイヤはブリジストンのBATTLAX ADVENTURE A41を標準で履いていて、安定した制動力を発揮するダブルディスクを採用しています。
デイモード（白）とナイトモード（黒）の表示モードを手動または自動で切り替えることができるフルデジタルの5インチカラーTFT液晶メーターを採用。ディスプレイの両サイドには、各LEDインジケーターが認識しやすいレイアウトで表示され、5V2AのUSB電源ソケットがメーター左下に標準で備わっているのも嬉しいポイントです。
多機能なデジタルメーターは、エンジン回転数インジケーターやギヤポジションインジケーターを始め、水温計、燃料計、時計、SDMSモード、トラクションコントロールモードなどを表示できるようになっています。
Vストローム1050は排気量1036ccの水冷4ストロークV型2気筒エンジンを搭載。最高出力103PS／8500rpm、最大トルク9.9kgf・m／ 6,000rpmを発揮するパワフルなエンジンになっています。
103馬力の大出力にも関わらず、スロットルを開けていく楽しみを存分に味わうことができる伸びやかさは、高速道路クルージングやコーナーからの脱出でライダーを満足させてくれます。
広い座面による快適性とスポーティさを両立させたシートは、ライダーが座るシートとタンデムシートが別体になっているタイプを採用。
やや固めの座り心地で、快適さ一辺倒の作りではなく、コーナリングで路面を感じやすいダイレクト感が印象的でした。シート表皮も滑りにくく、スポーティなパフォーマンスパーツとして機能します。
長距離ツーリングも快適にこなせるツアラー的要素を兼ね備えているVストローム1050の燃料タンクは大容量の20Lを確保。
燃料タンク、そしてシュラウドのデザインが直線的で、このバイクのタフな印象を作り上げるのに大きく貢献しています。
荷物の積載やパニアケースなどの装着に便利なリアキャリアを標準で装備。
タンデム時に便利なグラブバーが一体型の形状になっています。
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