最新の電子制御搭載で新型『カタナ』がさらに進化!
スズキの新型カタナが、電子制御スロットル等を搭載し、第二世代へ進化します!
新型カタナっていうと2019年5月末に発売されたばかりで、まだまだ『新しいバイク』っていう印象ですが、それがさらにアップデート。もちろん背景には最新の排ガス規制に適合させるため、という理由があるのですが、このアップデートはかなり有効に働くことは間違いありません。
先に『GSX-S1000』が進化済み
スズキのバイクを愛する人には釈迦に説法というものですが、かねてよりGSX-S1000と新型カタナはエンジンとフレームを共有しています。
そのGSX-S1000は、フルモデルチェンジした新型が2021年8月4日に発売されたばかり。
我々『スズキのバイク!』でも乗りましたけど、従来型とは全然違うバイクになっていて衝撃的でした。
ということはつまり、カタナも新型GSX-S1000と同じアップデートを受けるということでしょう。
そして実際に、私が新型『GSX-S1000』に乗った経験からすると、その走りがカタナにも実装されることに関してはプラス面しか見当たりません。
走りもだけど、見た目も新型『カタナ』はイイ感じ
そして、これは基本的にカラーチェンジという範疇のものですが、2022モデルの新型カタナはカラーリングがすごく良いと思う。
これまでの新型カタナは、レジェンドバイクたる『刀』へのオマージュを強く感じさせるカラー展開で、シルバーとブラックの2色のみラインアップでしたが……
新しくなったカタナはこれですよ。
2色のカラーラインアップが展開され、まず目を引くのがマットブルー(メタリックマットステラブルー)にゴールドのホイールを組み合わせた、シックでありつつ高級感のある大人カラー。
フロントの倒立フォークも、従来型のブラックからゴールドに変更されています。
新型カタナの個性的なスタイルと落ち着きのあるムードが良いバランス感です。
そして、もう1色は主体色にグレー(ソリッド アイアン グレー)を採用し、深みのあるキャンディダーリングレッドのホイールを組み合わせた迫力系。
こちらもフロントフォークはゴールドです。
なんというか……**レジェンドバイクへのオマージュから、新時代のバイクとして、一歩を踏み出した感じがする。私(北岡)個人としてはそういう印象を受けています。
これらは海外発表なので日本仕様がそのままとは限りませんが、十中八九はこのカラーのままでしょう。
ちなみに、新しい車体色に合わせてシートのカラーも変更されているかも?
英語情報しか無いので、ここは違うかもしれませんがシートの色が若干変わってるように見える……
従来型シートもブラック&グレーのツートーンでしたが、グレーの部分の色が従来型をライトグレーとするなら、新型はダークグレーと呼ぶべき色に変更されているように見えます。
要確認ですが、上記2色に対して調和するシートのカラーです。
そして、細かいところですがキーのデザインも変わっています。より高級感のあるデザインに変更されました。
ちなみにリアサスペンションのスプリングも従来型は赤でしたけど、グレーに変更されるようです。
外観上の変更点は以上です。
実車の見た目は、これまでのカタナとかなり印象が違ってくることは間違いと思います。
個人的には、むしろここから新型カタナが本当の意味で『新型』として自由に走り出すような印象を受けています。
(下に続きます)
なんていうんでしょうか……レジェンドバイクの影を追うだけじゃない、独自路線を築いていこうとする意気込みが感じられるんです。
そんな新しさを感じさせる第二世代の新型カタナが『バイクとしてどう変わったか?』を続編では詳細にお伝えします。
よろしければこのまま続きをお読みくださいね!