スズキ独自の新世代「油冷エンジンSOCS」のシステムはこうなっている!
動画投稿サイトYoutubeが普及したことで、日本に居ながら世界中のサイトや動画コンテンツなどが気軽に楽しめるようになりましたよね。
今回は、スズキ独自の油冷エンジン「SOCS(スズキ・オイル・クーリング・システム)」の仕組みが視覚的にわかる映像コンテンツを見つけましたのでご紹介したいと思います。
一般的なバイクのエンジンの冷却方式は、主に「空冷エンジン」と「水冷エンジン」の2種類がありますが、スズキにはそのどちらにも当てはまらない「油冷エンジン」を開発・採用しているメーカーでもあります。
スズキが初めて油冷方式のエンジンを搭載したのは1985年に登場した「GSX-R750(F)」まで遡りますが、この動画は現行モデルに搭載されている新型の油冷エンジン「SOCS」についての映像となっています。
「SOCS」とは、ジクサー250とジクサーSF250、さらには新型Vストローム250SXに搭載されている250ccの新型「油冷エンジン」のシステムで、水冷エンジンのラジエーターの代わりにオイルクーラーを設け、潤滑と冷却をエンジンオイルだけで完結させる仕組みです。
燃焼室の周辺にオイルジャケットと呼ばれる、冷却用オイル経路を張り巡らせることで、熱伝達面積を拡大させ、そこにオイルクーラーで冷したエンジンオイルを通し、シリンダーの周りに循環させている冷却方式になっています。
この映像ではCGグラフィックなどを使って、SOCSの仕組みを分かりやすく解説しています。
スズキの新型油冷エンジンでは、意外に重量のある空冷エンジンの“空冷フィン”や、水冷エンジンに備わっている“ウォーターポンプ”などが省けるので、構造はシンプルでありながら、熱の管理に優れ、さらに軽量なエンジンにすることが可能。
「空冷」と「水冷」の持つメリットの「イイとこ取り」をしたようなエンジンとなっています。
そのSOCSエンジンの仕組みをCGグラフィックなどを駆使して、わかりやすく視覚的に解説してくれています。
(下に続きます)
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空冷エンジン並みのコンパクトさと軽量化が可能で、水冷エンジンに匹敵するような熱管理もできるスズキのSOCSは、本当に画期的なエンジン冷却システムです。
この映像は約3分程度の短い映像にまとめられていて気軽に見ることができるので、みなさんも是非チェックしてみてくださいね!