スズキのバイク! 編集部員の独断と偏見による超個人的スズキ車ランキングベスト3! って無理すぎるでしょ3台に絞るとか……それほど今年のスズキは豊作だったのです……

心を鬼にして『あえて3台』を選ぶならば……

2022年に、スズキのバイク編集部内で「いまのスズキでいちばん好きなバイクってどれよ?」という雑談から発展した『超個人的スズキ車ランキング』。

今年もやることになりましたが、2023年は無理ゲーに近い。新型7台は言うに及ばず、既存モデルの大幅なエンジンアップデートで震えたバイクも4台ある。選べないだろコレ……

ですが、編集部の岩瀬・石神も3台に絞っているので私(北岡)もやらねばなりません。心を鬼にして、あえて3台を選ばせて頂きます!

ちなみに私(北岡)は隼(2代目)のオーナーですので『隼』は昨年同様に除外します。どうしても贔屓になるし、あれは神であるため、比較などできようものではありません。

ということで、私的に選んだ3台はこちらです!

【3位】エンジンの進化・価格・高級感の3つが決め手

ジクサー250(2023)

画像1: 【3位】エンジンの進化・価格・高級感の3つが決め手

まずは3位として、250ccネイキッド『ジクサー250』です。

フルカウルモデルのジクサーSF250も同様ですが、エンジンの仕様変更を受けた2023モデルは従来型を大きく上回る『走りの楽しさ』を感じさせるバイクに成長しました。

新世代のスズキ油冷エンジンがその魅力を開花させたようにも感じています。軽く感動した。

画像2: 【3位】エンジンの進化・価格・高級感の3つが決め手

しかも2023モデルは見た目の高級感(特にマットブルー)という部分においても大きくレベルアップ。それでいて新車価格がアンダー50万円とか……このご時世にありえないでしょう。

これって、もはや神バイクなのでは?

体格や走りのスタイルに合わせてリアサスペンションのプリロードを調整し、自分に合った乗り心地が見つかると『最高に楽しめる250ccバイク』になると思います!

ちなみに、兄弟車の250ccフルカウルスポーツ『ジクサーSF250』ではない理由は、単純にネイキッドのジクサー250のほうが、誰もがイージーに走りの楽しさを味わえるから。気軽に楽しいって大事だと思ってます。

あと、私の中で最後まで3位決定戦を競っていたのも、これまた同系エンジンを搭載する新型『Vストローム250SX』でした。期待していたバイクで期待どおりに良いバイクでしたから!

【2位】バイクとしての完成度が頭ひとつ抜けている

Vストローム800DE

画像1: 【2位】バイクとしての完成度が頭ひとつ抜けている

第2位はVストローム800DEです。

これはもう何ていうか、純粋に『現代の最新バイク』として頭ひとつ抜けた完成度になっていると思ってます。バイクという“機械”として、抜群に優れていると言うべきでしょうか……

新設計エンジンのパワー感、オンロードもオフロードも思いきり楽しめる車体設計、そして走りの楽しさを底上げする電子制御技術。すべてが見事にバランスしていて文句のつけようがない。

画像2: 【2位】バイクとしての完成度が頭ひとつ抜けている

常日頃から新型『隼』が欲しいと思っている私(北岡)ですが、おカネがあればこのVストローム800DEも欲しい。

もし新型『隼』と『Vストローム800DE』の2台持ちという贅沢ができたら、バイク人生はおおむねバラ色で確定するに違いありません。

【1位】スズキの本気を感じた。エンジニアの技術力に震えた……

Vストローム250

画像1: 【1位】スズキの本気を感じた。エンジニアの技術力に震えた……

この1年間、いろんなバイクに乗ってきました。その中で『え? なにこれスゴい!?』と純粋に感動させられたVストローム250。1位の理由はそれです。

もともと良いバイクだったんだけど、小排気量のロングストローク設計エンジンの宿命というべきか、従来型まではエンジン回転の上昇フィーリングにすこし『まったり感』があって、それはもうどうしようもないものだと思っていたんですが……私の常識がひっくり返りました。

スズキはここまでのことができるのか……驚きました。本当に“技術力”を感じる進化です。

画像2: 【1位】スズキの本気を感じた。エンジニアの技術力に震えた……

従来型の美点を何ひとつ損なうことなく、厳しい排ガス規制にも対応させて、そのうえで走りの楽しさを上乗せしてくるとか……ちょっと信じられません。

だって250ccですよ? 大型バイクみたいに『排気量を上乗せで解決!』といったような必殺技は使えないんです。制限が多い中で、メーカー製チューンドと言えるレベルの総合的な改良を施したパワーユニットを、しかも『量産車』に搭載させてきたスズキの心意気にも感服するしかありません。

新型バイクが何台も登場した2023年の中で既存モデルのVストローム250が1位って……我ながら『これでいいのか?』とも思いますが、私として忖度なしの結論がこれなんです!

ちなみに言っておくとVストローム250の兄弟車となる『GSX250R』も同じく感動的な進化を果たしていました。純粋に走りを楽しむならGSX250Rのほうが上だと思う。

でも単純にGSX250Rより先に乗る機会があって、私を『感動させてくれた』のがVストローム250だったのでGSX250Rは首位を譲る格好になっています。ある意味、彼は辞退したと言ってもいい(笑)

3台になっていない気もするけど、以上3台が私(北岡)が選んだ『個人的スズキ車ランキング2023』のベスト3です。

2024モデルでは今回2位の『Vストローム800DE』をベースにオンロード性能を高めた『Vストローム800』も控えているし、超期待フルカウルスポーツ『GSX-8R』の国内導入にも期待したいところ。そして高級車となりそうな『GSX-S1000GX』はどれほどのものになるやら……

まぁ、来年もスズキから目が離せないのは間違いないですね。

それではみなさま、2024年も『スズキのバイク!』をよろしくお願いいたします!

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