新型『GSX-8TT』と『GSX-8T』の違いは?
本日7月4日、日本時間17時30分に同時発表された2台のネオレトロ系の800ccネイキッドバイク。
そのうち1台の『GSX-8T』についてわかることは下記の記事で全力で(かつ大急ぎで!)まとめておきました!
そこで気になるのがもう1台の『GSX-8TT』です。
このTTというのはGSX-8TのT(Titan)にTimelessのTを合わせたものとして公式に発表がなされています。

ベースはもちろん『GSX-8T』ですが、こちらは1970年代のロードレーサーをイメージしてデザインされているとのことです。
なんといっても特徴的なのは丸目1灯ヘッドライトに装着されたビキニカウル(スズキはヘッドライトカウルと呼称しています)の存在。まず、そのサイズ感が絶妙です。

大きすぎず、小さすぎない。
一瞬、角目ライトにも見えるデザインですが、このヘッドライトカウルの中に丸目ライトが収まっているところがレトロ感というか、絶妙な雰囲気だと思います。

そしてアンダーカウルが追加で装備されているため、より『ロードレーサー感』がアップしている感じ。ホイールカラーやデカールのデザインなど、上手にクラシックレーサー風にまとめている印象です。

GSX-8TTのカラーは2タイプですが……
ちなみにですが……
GSX-8TTのメインイメージカラーは『艶ありブラック×赤ホイール』のようですが、実際にはもう1色カラーのラインアップがあります。
それがこちら!

というか……これ良くないですか!?
もうひとつラインアップされるカラーの『マットグリーン×ゴールドホイール』がかなり良い雰囲気に思えるのです……カッコいい!?
ちなみにこれらは欧州や米国仕様なので、日本導入の際にどうなるかは不明です……というか国内に導入されるかどうかも現時点では不明。導入されると思うけど!
『GSX-8TT』と『GSX-8T』の装備やディテールの違いは?

そして両車の違いですが、先にお伝えした『ヘッドライトカウル』と『アンダーカウル』の装着が最も大きな違いとなります。
これらの追加装備によるものと思われますが、GSX-8TTは車両重量が203kgとなっています。GSX-8Tが201kgなので2キロ重くなります。
そしてパーツ自体の重量もですが、ヘッドライトカウルやアンダーカウルの存在により『空力的な部分』でもハンドリングに違いが生まれそうです。最近、仕入れたばかりの知識なんですが低速走行でも空力ってけっこう軽快感に影響を及ぼすとのことでして……

もちろん、ヘッドライトカウルがあることで高速道路でのクルージングでは『GSX-8TT』のほうが快適さで一歩リードすることになると思います。
その他、エンジンや足まわりの仕様は基本的に『GSX-8T』と同じになるようです。
ですが……

シートがちょっと違うみたい。GSX-8TTのシートは『Exclusive Seat』と表記されていました。これはたぶんアレですね……表皮が滑りにくいタイプのやつです。
見た目だけではない、よりスポーティなライディングを意識している可能性があります。
またシート高が810mmとなっており、GSX-8Tよりも5mmですが低くなっています。これは足まわりとかではなく純粋にシート形状による「差」だと思われます。

まとめてみると「基本的にはスタイル面がいちばん違う」ということになります。
しかしスズキですからね……実際に乗ってみたら『フィーリングがぜんぜん違う!?』となった経験を私は過去に何度もしてきました。なので迂闊なことは言いません。口は災いの元です。
(下に続きます)
ですが、もともとこういったクラシック&レトロ系やクルーザーといったジャンルが好きでバイクに興味を持った私(北岡)としては、今回の『GSX-8T』と『GSX-8TT』の登場は大歓迎!
エンジンとフレームの優秀さは『GSX-8R/8S』で立証されているも同然なので、その走りにも興味津々です。
ここまでやって「日本は導入はありません!」なんてことにはならないと思いますが……
スズキさん、はやくもっと詳しい続報をくださーい!
新型『GSX-8T』の情報を集めていて「あること」に気付いた!
新型『GSX-8TT』のムービーも公開!
GSX-8TT | Official Promotional Video| Suzuki
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