日本での正式発表が待たれるスズキの新型ネオクラシックスポーツ「GSX-8T」の詳細がわかるディテールカットがたくさん公開されました!
レトロモダンなデザインに最新のスポーツバイクの性能をプラス

コンセプトに「レトロな精神、次世代のパフォーマンス」を掲げ、発表されたスズキの新型ヘリテージスポーツ「GSX-8T」。
発表からしばらく経ちますが、日本での正式発表が未だ無し……今か今かと期待される状況です。

“タイタン”を意味する「T」の名称が与えられたGSX-8Tとは一体どんなマシンに仕上がっているのでしょうか。
今回は現状で公開されている全方位カットやディテールカットなどを改めてチェックしながら、GSX-8Tの詳細を見ていきましょう。
※この記事に掲載されている写真は全て海外仕様のものです。国内正式発表前のモデルにつき、日本仕様とは異なる場合があります。
全方位カット





まずは車体の全方位カットから。ジャンルとしては“ネオクラシック”な新型ロードスポーツらしいデザインに身を包んでいますが、見る角度によって様々な表情を見せてくれます。
心臓部と骨格はGSX-8S/8Rと共有しながらも、LEDの丸一灯ヘッドライトにバーエンドミラー、ネオクラシカルな外装に“エイトボール”の8をイメージしたロゴを配置。
スズキの過去の名車の個性的で魅力的な要素と現代的なデザインを融合。デザインにはTitan(タイタン)の愛称で知られる1960年代の高性能ネイキッド『T500』のイメージを取り入れているようです。
フロントマスク


オートバイらしい普遍的な丸目一灯のヘッドライトに見えますが、上下二段に分けられたハイビーム/ロービームの間にポジションランプも備えたフルLED仕様になっています。
おそらくアルミ製と思われるシルバーのヘッドライトカバーもデザインされていて、モダンかつ個性的でトラディショナルなフロントマスクになっています。
メーター


メーターはTFTフルカラーディスプレイを搭載。速度計やタコメーター、燃料系や時計など必要な情報がひと目でわかる多機能ディスプレイになっています。
周囲の明るさによって視認性を向上させるために、液晶メーターはデイモードとナイトモードを切り替えられる仕組みになっています。
コックピット

ハンドルは幅広いテーパードタイプのバーハンドルを採用し、GSX-8Tシリーズの特徴でもあるバーエンドミラーを装備。
ライダーが跨って最も目にするであろうコックピットは、非常にスッキリしていて、写真を見るだけで運転しやすそうなイメージが湧いてきます。
ハンドルスイッチボックス


クラッチレバー側の左スイッチボックスにはホーンやウインカー、ヘッドライト切り替えボタンに加えて、メーター操作や各モード切り替えが行えるMODEボタンを装備。シンプルかつ走行中の操作性に優れたスズキらしいスイッチボックスです。
見えないですがスロットル・バイ・ワイヤも備わっているスロットル側の右スイッチボックスには、セルボタンとキルスイッチ一体型ボタンと、ハザードランプスイッチが備わっています。
燃料タンク&ラジエーターシュラウド


スポーツネイキッドらしいスタイリッシュな燃料タンクに加えて、ラジエーターを覆うシュラウドのようなパーツが備わった個性的なデザインに。海外仕様のスペックによると燃料タンク容量は16.5Lも確保されているとのことです。
また、ディザー映像でも印象的だったビリヤードの“エイトボール”のような丸型の8イメージロゴを配置。全体のデザインのアクセントにもなっています。
シート

ライダーシートとタンデムシートを別体型にしたシートデザインは、座る部分の上部にタックロールデザインが施され、クラシカルかつスタイリッシュなイメージを演出してくれています。
海外仕様のスペックでは、シート高が815mmとなっているので、実際の足つき性が気になるところです。
サイレンサー

パラレルツインエンジンの独特の心地よい排気音を演出してくれる2-in-1のエキゾーストシステムは、触媒や消音器をエンジン下部にまとめたショートタイプのサイレンサーデザインを採用。
GSX-8シリーズと共通する部分ですが、ネオクラシックなGSX-8Tの全体デザインともマッチしていますね。
ユーティリティ

メーター右サイドにモバイル端末などの給電に便利なUSB Type-Cタイプの電源供給ソケットが備わります。
バッテリーは軽量なリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
テールランプ


スッキリとしたテールデザインは、リアフェンダーとナンバープレートホルダーを兼ね備えた一体型。
テールランプもウインカーも全てLED仕様になっています。
カラーリング

キャンディバーントゴールド

メタリックマットスチールグリーン

メタリックマットブラック
海外仕様のGSX-8Tのカラーリングは「キャンディバーントゴールド」「メタリックマットスチールグリーン」「メタリックマットブラック」の3種類がラインアップされています。
全てのカラーが日本仕様で登場するかは現状ではわかりませんが、今のうちから好みのカラーを選んでおくのもいいですね。
(下に続きます)
今回は現在公開されている詳細なディテールカットなどを改めてご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか?
日本仕様の正式発表も(たぶん)間近と思われますので、新型「GSX-8T」の追加情報を期待して待ちましょう!








