Vストローム250に『トップケースのみ』はどう?
3ケースのフルパニア状態から、次は『トップケースのみ』で実験。
トップケースのみ仕様っていうのは街中では最強便利です。
左右の張り出しが無いので、都市部の渋滞や細い道では安心なんですよね。
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容量は23Lあるので、通勤や通学にも使えるサイズ感です。
デザインもゴツめでカッコいいので、街乗りでもむしろカッコいいと思う。
実際に走らせてみると、違和感はちょっとあります。
バイクの中心から離れた場所で、高い位置に重量物があるので、影響がいちばん大きく出やすいのがトップケース。
ハンドリングに不安はありませんが『頭の後ろあたりで、重いものをブンブン振り回している』ような感覚がすこしありました。
街中には少ないシチュエーションだとは思いますが、左右への切り返しなどで『感覚的に』違和感があります。
だけど気にしなければそれまで、のレベル。
走りに不安がある訳じゃないので慣れの問題だと思います。
意外に走りが良い『サイドケースのみ』状態
けっこう驚いたのがトップケース無しの『サイドケースのみ』状態です。
個人的には、この状態でのVストローム250がカッコ良くていちばん好き!
普通に2泊3日くらいのツーリングを余裕でこなせる荷物容量(左右ケース合計40L)が確保できます。
なんというが、これがけっこうイイ!
荷物があることを忘れる走行フィーリングでした。思い切ってバイクを寝かせていけるんです。
トップケースよりも車体中央に近いこと、そして搭載位置が低いこと。
このふたつのおかげで走りに影響はほぼ感じません。
感想としては、全体的にちょっと動きがまったりするかな?という程度です。
それなりの幅があるので渋滞などは苦手ですけれど、ツーリングのシチュエーションなら問題なし。
そしてスタイルも旅感アリアリで惚れる。
走りのことも考えると、この『サイドケースのみ』はけっこうおすすめかも!
(下に続きます)
やっぱり『素』のVストローム250は軽快!
ただまあ、3ケースをすべて外した状態での走りはやっぱり軽快。
本領発揮!っていうところです。
250ccのツーリングバイクだけど、グイグイ走りだって楽しめるのがスズキのバイクですから。
積載インプレ①でも言いましたが、純正パニアの3ケースは買って絶対に損なし!という気持ちをさらに強くする結果となりました。
いやホントに! やっぱりVストローム250って傑作バイクです。
これ1台でも楽しいし、大型スポーツバイクに乗るライダーのセカンドバイクとしても最高の仕事をすることは間違いありません。
荷物無しで走るのもいいけど、荷物満載で走るとまた違った魅力が見えてくるバイクなんて、過去に経験ありません。だいたいの場合『重くなったな、嫌だな』となりますからね。
でも、Vストローム250は『250ccでここまで大丈夫なんだ!?』って感動すらある。
250ccクラスのツーリングバイクで一番人気!
その理由はやっぱり『実力』によるものなんだと改めて実感です!