スーパースポーツ由来のエンジンを搭載する快速グランドツアラーが『GSX-S1000GT』です。気になる燃費や足つき性を実際に触れてみての感想をレポートします。 その他にもおすすめポイントや装備など、基本情報を詳しくお届け!
スズキの大型ツーリングバイク『GSX-S1000GT』を解説します!
SUZUKI GSX-S1000GT(2022)
![画像1: スズキの大型ツーリングバイク『GSX-S1000GT』を解説します!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/05/18/ce00df3f36b2dd16514ffb5156c76e605996e9a7_xlarge.jpg)
スーパースポーツGSX-R1000(K5/K6型)の直列4気筒エンジンとフレーム、スイングアームをベースに公道用にアレンジし、ロングツーリング仕様に仕立て上げたのがGSX-S1000GT。2022年2月17日に発売されたニューモデルです。
車名のGTは『グランドツアラー』を意味しています。
![画像2: スズキの大型ツーリングバイク『GSX-S1000GT』を解説します!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/05/18/6fa2372790eaf9bdae712b306f3cce9c6e6d76bf_xlarge.jpg)
ネイキッドバージョンのGSX-S1000同様に電子制御スロットルや手元のボタンで走行フィーリングを変えられるSDMS(スズキドライブモードセレクター)を搭載。
リッタークラスのツアラーとしてはコンパクトで軽い車体は単純なツーリングバイクと言えないレベルの走りのパフォーマンスを秘めています。
![画像3: スズキの大型ツーリングバイク『GSX-S1000GT』を解説します!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/05/18/e29616d841a77eee258c6945ca8bc37d4baf2169_xlarge.jpg)
エンジンは最高出力150馬力を11,000回転で発生し、車両重要も226kgに抑えられているため、旅の快適性だけでなくスズキ『GSX』としてのスポーツ性も両立させているバイクです。
メーターはフルカラーTFT液晶を採用し、アプリを経由してスマホとの連動も可能。ABSやトラクションコントロールだけでなく、クルーズコントロールや双方向クイックシフター、ETC2.0などを標準装備するなど2022年の最新モデルとして十分な装備を与えられています。
それでいて車両価格が160万円アンダーに抑えられているところも注目すべきトピックスのひとつでしょう。
![画像4: スズキの大型ツーリングバイク『GSX-S1000GT』を解説します!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/07/25/aca4c4fcb29a55805a979ab4c932d8305512faee.jpg)
スズキ『GSX-S1000GT』主なスペックと価格
全長×全幅×全高 | 2140×825×1215mm |
ホイールベース | 1460mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 226kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ直列4気筒 |
総排気量 | 998cc |
ボア×ストローク | 73.4×59.0mm |
圧縮比 | 12.2 |
最高出力 | 110kW(150PS)/11000rpm |
最大トルク | 105N・m(10.7kgf・m)/9250rpm |
燃料タンク容量 | 19L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25 |
トレール量 | 100mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C 58W・190/50ZR17M/C 73W |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 159万5000円(消費税10%込) |
GSX-S1000GTのカラーバリエーションは?
![画像: GSX-S1000GTのカラーバリエーションは?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/05/18/2f76b60160fbfdcb2e921c3f51b69c7afa00e3c3_xlarge.jpg)
2022年モデルとして新登場したGSX-S1000GTは3色のカラーラインアップを展開。
明るく鮮やかなトリトンブルーメタリック、大人っぽさを感じる紺色のリフレクティブブルーメタリック、精悍さの際立つグラススパークルブラックが用意されています。