街乗りでは思っていたのと少し違った感想を覚えた『バーグマン400』。ですが、高速道路に乗ることのできる『バーグマン400』ならその排気量によるアドバンテージをしっかり活かせるはず! 一段と冷え込んだ冬の高速道路に突入です!

『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

画像1: 『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

街乗りでは旋回性や機動性よりも、ゆとりある安定感が強く感じられた『バーグマン400』。

しかし、スロットルを開ければ流石は400ccという力強い加速を体感できるので、おそらく街の中では『バーグマン400』の真骨頂は体験できない……。

そこで舞台を移し高速道路へ。

まぁ、あれだけ幹線道路やバイパス道で安定していたのだから当然のことですが

こりゃ快適だわ

画像2: 『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

ヘルメットの中で思わずにっこりしちゃうくらい。

250ccのバイクでも高速道路がつらいと思ったことはないのに、399ccのバーグマンでそれを感じることなどありません。

時速100キロで走っている際のエンジンの回転数は概ね5500回転から6000回転くらいで、最大トルクの発生回転域が4900回転の『バーグマン400』において、割とパワーが取り出しやすい回転域です。

時速80キロくらいからでもしっかりアクセルを開ければ120キロくらいまでは十分に力強く加速します。

画像3: 『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

流石にDOHC4バルブエンジンは伊達ではありません。開けていればもっと速度は伸びると思いますが出せる場所もないので断念。

というよりも、街中と同じような現象が起き、どうにも時速100キロ以上で走る気が起きません。

特段スピードを出すと安定しないなんてこともなく、開ければもっと出せるはずなのに……。

しかし、『バーグマン400』は急いで乗るものではなさそうっていうのは何となく見えてきました。

私の中では、時速80キロで左車線をゆったりと流している時が至福の時間となりました。

画像4: 『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

フロアボードに足を乗せていれば下半身に風は当たらないし、大きなスクリーンのおかげで上半身もしっかりガード。

あとはゆったりと腰かけていれば、最近一段と冷え込んできた寒空の下でも、郊外までひとっ飛び……

画像5: 『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

……

さっきからすごい寒いんだが⁉

あれ? でっかいスクリーン、足、風……あれ⁉

ガタガタ震えながらサービスエリアへ逃げ込むと、カメラマンさんからひと言。

「それ、ジャケットのベンチレーション開いてない?」

画像6: 『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

……

アホか!!!!

そりゃ寒いに決まってるわ!

ジャケットの下はシャツと薄手のセーター。それで寒空の下ベンチレーション全開で走っていたら凍えるに決まってます。

ごめんなさい『バーグマン400』様。私はあなた様の防御力を疑ってしまいました。

というか、すでに100キロ以上の距離を走っていたけど、よくここまで走れたものだ……。

おそらく『バーグマン400』じゃなければもっと早いタイミングで身体が限界を迎えていたことでしょう……。

画像7: 『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

ベンチレーションを閉めた後はこれといった寒さに悩まされることもなく、バーグマンの上は終始快適な空間でした。

ニーグリップができない性質上、はじめは大きなギャップを踏んだ際にどうしたらさらに安定感をだせるか悩みましたが、それもすぐに解決。

画像8: 『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

ギャップが来るな、と思ったタイミングでステップとシートに備え付けられたバックレストで身体を突っ張るように固定すると、上手く踏ん張ることができました。

ちなみにこのバックレスト、ライダーの体格によって3段階のうちから位置を選択でき、身長173cmの私はおおむね初期設定がジャストだったかと思います。

画像9: 『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

リアサスペンションに関して、ひとり人乗りする場合はリアのプリロードを最弱にすると快適だ、という事前情報も得ていましたが、個人的には初期設定でも普通に良好でした。

基本的に時速80キロくらいでしか走っていなかったからかもしれませんが……。

画像10: 『バーグマン400』なら冷たい走行風から守ってくれる……はず?

風も寒さもなく、姿勢も楽で乗り心地も良好。

『バーグマン400』に乗っていると、以前までの自分がどうして寒くて辛い思いをしてまで冬にバイクに乗っていたのか分からなくなってきます……。

(下に続きます)

そんなこんなで快適なバーグマンに乗っかっているだけでいつの間にか目的の郊外へ。

数時間走っていましたがこれといった疲れもなく、身体は元気いっぱいのまま。

それに、これだけのパワーがあるエンジンなのに、街乗りと高速だけではもったいない……。

というか、実は峠でこそ真価を発揮する、なんてことはないだろうか⁉

「ビッグスクーター」のさらなる検証のためワインディングに突撃します!

To be continued......

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