「高速道路は大型に限る」って意味がよくわかった今日この頃
ワインディングでしこたまシバかれたこともあり……初の大型バイク体験にすこしお疲れモードになって参りました。
もうちょっと気楽に走りたい……ということで試乗場所を変更! 高速道路の快適性は大型バイクの右に出るものはない! と(愛車が400ccのわたしは)ウワサに聞いていたので早速インターチェンジに向かって走っていきます。
高速道路は街中やワインディングとは違って、ある程度のスピードを出すことができるほか、歩行者の心配もありません。
安心してGSX-S1000のパワーを体感できちゃうハズ。

ここでわたし、ひとつこのバイクで試したいことが。
本線への合流に向けて加速斜線を走るわけですけれど、このバイクならギア1速とかでも余裕なのでは? とか思ったんですよね。
わりと軽~い気持ちで、アクセルを開けてゆくと(このときAモードです)あらあら、すっごく余裕。普通に本線に合流できましたわ。しかも速度は80km/hと具合も十分。
……1速ってこんなにスピード出ましたっけ?

※写真は2025カラーです
しかもまだまだGSX-S1000には余裕がある模様。どこまでいってしまうのでしょうか……。さすがにエンジンに悪い気がしてギアを2速へイン。こんなの愛車の400ccバイクじゃありえません。
若干アクセルを開け気味にすると、ほどよく唸るエキゾースト。けれどまだまだゆとりがあります。高速道路のスピード感が気持ちよすぎる!

今回は制限速度120km/hの高速道路も走行してみました。
言うまでもありませんが時速100kmを超える高速走行でも、やはりこのクラスのバイクとなるとすべての動作においてゆとりのある動きが可能です。
ちょっと車を追い越したい時なんかも軽くアクセルを開けるだけで車体がついてきますから、手の疲れからも、心労からも解放されます。

ここで少し細かいお話。街乗りの時からじわじわ思っていたことなのですが、リアのサスペンションが結構硬いな、と感じていたんです。
大きめの段差などでは、バンッ! とお尻が浮くので『ちょっとこれはどうしたものか』と思っていたんですけれど、この高速道路で……気がついてしまいました。
スピードが乗るほど、路面にビターっとくっついてものすごい安定感を発揮するんです。
これはとっても快適。なるほど、これが真のスポーツモデルか……! GSX-S1000のサスペンションがあえて硬めにセッティングされている意味、高速道路でわかっちゃったかもしれません(惚)。

高速道路における「走行風問題」について、結論が出ました
カウルやウインドスクリーンのないネイキッドやストリートファイターの弱点は、ずばり走行風。
400ccとはいえネイキッド乗りのわたしなので、みなさんがおっしゃっていることはわかります。

とくにGSX-S1000のような『高速域も任せろよ』といったバイクに乗ると、車両側は問題なくともライダー側への負担がデカすぎて、これはもう身体がついていきません。
何たる皮肉、何たるパラドックス、これぞまさにハリネズミのジレンマ。カウルなしの大型スポーツバイク好きは性能を十分に活かそうとすると「走行風」という巨大な壁が立ち塞がる
……なんて卑屈になってはいけません。

確かにGSX-S1000は顔・胸・肩・腕……上半身のありとあらゆる場所に風を受けます。
けれどもそれ以上に、地面にズゥと張り付く安定感、ハンドルのがっしり感、さらにアクセル開度のゆとりはGSX-S1000ならでは。中型バイクとは比べ物になりません。
この子となら永遠に高速道路を走っていられる……そんなことを思わせてくれる頼りがいがあります。そうすると逆に、ウインドスクリーンなんぞなくとも良いのではなかろうか……といった結論に至りました(真剣)。
(下に続きます)
とはいえ実際のところ、ネイキッド慣れしているわたしとしてもストレスなく長い時間走っていられるのは速度が100km/h以下のとき。
基本的にはライダーの体力勝負になると思いますから、フルフェイスのヘルメットとバタつきが少ないライディングウェアを着用するのがおすすめです。

とどのつまり走行風は宿命と思って、わたしたちライダー側が大きな器で受け入れてまいりましょう。
ここまで様々なセクションを体験してきましたが、次でいよいよラスト!
実燃費と各部装備の魅力を深掘りした上で、最後の【GSX-S1000のまとめ編】をお届けさせていただきます。
To be continued……
【編集サポート:北岡博樹】









