125ccスクーターは実用性重視。新型『アドレス125』も例外ではない。
その昔、既に生産終了となったアドレス110というバイクに乗った感想を当サイト『スズキのバイク!』でお届けしたのは2020年のことだったか……
そこでも言っているのですが、私(北岡)にとっての125ccスクーターというのは完全に「実用車」です。趣味のバイクとは別枠のものだと考えていました。

従来型アドレス125(2022モデル)
それは2022年に突如としておしゃれスクーターに生まれ変わった先代アドレス125とて同じこと。見た目がクラシカルになったことで、こういう路線が好きな私の好感度は上がりましたが……それでも実用バイクだと認識していたんです。
そして2025年の9月にアドレス125は新型へモデルチェンジ。
でも個人的には『お、なんか前よりシュッとしたな?』くらいの感想でした。

ですが我々『スズキのバイク!』として新型アドレス125にも乗ってみる必要があるだろう……という使命感があったので、スズキさんから新型をお借りすることに。
今回、借りている間はコンビニやスーパーや役所に行くときもなるべくたくさん乗るようにしていました。実は私、250ccからバイクの世界に入ってきたため「スクーター」という分野にあまり馴染みがないのです。
若干の苦手意識……なので新型アドレス125を理解するために生活の一部に組み込んでみたんです。期間はちょうど10日間。

先に「スクーターは苦手分野」と言いましたが、仕事柄というか、国内外のスクーターもそれなりに乗った経験はあります。その中には「この完成度はスゴいな」と感嘆するバイクもありました。
だけどスクーター分野に詳しい人ほどの蓄積はないと思っています。例えば先代アドレス125との「乗り味の違い」を正確に見極めることはできないかもしれません。
なのでこの『新型アドレス125』だけに集中した話となるのですが……
なんだか妙に『いい』と感じる新型アドレス125

新しくなったアドレス125が……なんだかいい。
何がいいのかよくわからないけど、すごくいい気がする。
何かが突出して『ここが最高!』というわけじゃないんです。でも乗っていた10日間の中で『ココがもうちょっとこうだったらいいのに……』というネガティブを一度も感じなかった。
これは私にとってかなり珍しい体験なんです……まずですね?

この新型アドレス125を含むスクーターはその多くが『ユニットスイング式』という(ざっくり言うと)スイングアームとエンジンや駆動系が合体したような形式になっているんです。
バネ下重量がうんぬん……なんてとても言えない。言ってしまえば「ものすごく重いスイングアーム状態」になっているわけで、こんなんでリアサスペンションがまともに動くはずがないだろ!? なんて思っちゃうんですね。
だからスクーター系に乗っているといつもリアサスペンションの動きが(一般的なバイクに比べると)安っぽく感じるというか……たまに段差で「ガチャン!」となったりするのが好きじゃない。
ところが……

新型アドレス125と暮らした10日間において、一度も『リアサスがダメだな』と感じなかったんです。ここがまずいちばん伝えたいポイント。
ものすごく高性能でしっとりしなやか! みたいな感覚じゃないんですけど『不満がない』というか、常に『十分に快適』だと感じられるんです。ちなみに言っておくと、乗っていた10日間の間で「大きめ段差でのガチャン!」が1回も無かったのがすごく好印象でした。
(下に続きます)
ずっとずっと『あー……なんかコレいいなー』ってぼんやり思ってました(笑)
というかロードスポーツばっかり乗っている私(北岡)がポンと乗って「サスの動きに不満がない」と感じるのは実はスゴいことなのでは? 新設計フレームになってサスの動きも良くなったとは(メーカーの説明会で)聞いていましたが……
でも新型アドレス125に『妙にいい』と感じていたのは乗り心地だけじゃないんです。続編も同じくふんわりした感じにはなりますが、次回は直感で『好き』と感じたポイントをお届けさせて頂きます!









