貼り付けるだけでOK! お手軽カスタムの定番パーツ
スズキの新型カタナはノーマルでも個性派だけど、なかなか『イジりがい』のあるバイクでもあります。
なんかこうカスタム欲をそそられる。もともとキャラが強めなのに、さらにカスタムしたくなるって、ある意味スゴい。
で、純正カスタムパーツの中で、これは定番かな?と思ったのがまず、このふたつ。
タンクパッド。お値段4400円(※消費税10%込み)です。
貼るだけでOKのお手軽さで、わりと存在感アリ。ウェアのファスナーとかでタンクが傷つくのを防ぐ役割もあるから、なかなか優秀なパーツでしょう。
そして次は……
カーボン調のサイドプロテクションステッカー。こちらは5500円(消費税10%込み)。
シルバーのボディカラーにはアクセントとして。ブラックのボディカラーにはさりげないこだわり感として。
ふたつ合わせて1万円。手始めに、こういうお手軽な『貼るだけカスタム』はけっこうおすすめ!
上級者向けの『貼るだけカスタム』がやばい
そして、ここからが本番。
貼るだけカスタムも奥が深いというか……スゴいものがあるんですよ。
それがこちらの『カーボンクラッチカバー』と『カーボンスターターカバー』です。
こちら商品名からもわかる通り、素材はガチのドライカーボン製。
お値段はカーボンクラッチカバーが2万2000円(消費税10%込み)でカーボンスターターカバーが1万4300円(消費税10%込み)となっています。
ちなみにこれは車体右側(マフラー側)の話で、逆側には……
カーボンオルタネーターカバー(1万7600円/消費税10%込み)というものがあります。
これの何がスゴいかって、たぶんこのカーボンカバーの3つは『セットで買うしかない』ものだっていうこと。だって、こういうのは一カ所だけじゃなくて、やるなら全部やるでしょ?
そしたら合計5万3900円でございます。
基本はドレスアップパーツなので、これにより軽量化が見込める、とかそういう話じゃありません。
これは……貼るだけカスタムの中でもかなり上級者向けだと思います。
しかも、派手なパーツじゃないから、他人から見て……というより自己満足の世界。
そこに5万円以上を投じているライダーを見たら、私は内心『この人、リッチだなぁ』って思うか、もしくは『この人、カタナにベタ惚れなんだろうな』って感じると思う(笑)
しかもそういう人はたぶん……
このカーボンフロントフェンダー(4万9500円/消費税10%込み)も同時にいっちゃうと思うんですよ。
となると合計10万円オーバー!?
見た目の『さりげない変化』に対して10万円以上出せるのは、リッチな人か、情熱的な人のどちらかでしょう。
でも、そこにはある意味『カスタムの本質』があると思います。
好きだから、それをもっとカッコよくしたくておカネを使っちゃう。他人に理解されなくてもかまわない!
うん、その気持ちはよくわかるぞ!
でも、気軽に踏み込める領域じゃないことも事実です(笑)
(下に続きます)
だからもし、カタナのカスタムにおいて、これらのカーボンカバー3点&カーボンフロントフェンダーをまるごと装着している人を見かけたら……
あの人、すんごいカタナのこと好きなんだろうな~! って思う事にします(笑)
カタナの純正カスタムパーツで最も強い『こだわり』を感じるリアルなドライカーボン製のパーツたち。
他人と一緒じゃイヤ! って思うライダーには(ちょっと高額だけど)おすすめできるパーツだと思いますよ?