限られた自由の中なら『ジクサー250』は最強かもしれない
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忙しいけど、だからこそバイクに乗りたい!
突発的な衝動に駆られた私(北岡)が、数時間の限定的な自由の中で選んだのは愛車『隼』様ではなく250ccネイキッドの『ジクサー250』でした。
その理由は大きな声で言えない部分も含めつつ、【前編】でお伝えしている通りですが、今回走り出してみて、改めて思ったことをまずお伝えしたいと思います。
街中で普通に走るだけで即座に気持ちを盛り上げてくれるジクサー250。
本当に良いバイクだな~、なんて思いながらも、時間が限られているので速やかに高速道路へ向かいました。忙しい大人にとって、バイクに乗れる時間は値千金。いっときも無駄にはできません。
![画像2: 限られた自由の中なら『ジクサー250』は最強かもしれない](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/07/13/9f8f4d9caf05dd7418faf161670ba60dfaadb44f.jpg)
なので、とるものもとりあえず首都高速。
料金所のゲートをくぐって、加速車線での合法フルスロットル。素晴らしく気持ちが洗われる気分でした……ジクサー250の単気筒エンジンならではといえるわかりやすい加速感と大型バイクには無い『全開時間の長さ』が快感。単気筒とは思えない伸びやかさも最高すぎっ!
と……久々のバイクだったせいか、最初は『走ること』に没頭してしまいました。
ジクサー250で『命の洗濯』を味わった
けれど、その後に感じた爽快感はそれ以上。
首都高を抜け、アクアラインのトンネルを抜けた……その瞬間!
![画像1: ジクサー250で『命の洗濯』を味わった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/07/13/5e2a5418e5e34e635d642d769f58a5e950bdc4f2.jpg)
『これよ、これ。こういうのがいいんだよ!』
嘘偽りなく、ヘルメットの中で思わずひとり言が漏れました。スピードなんて時速90kmくらい。別にトバしてる訳じゃない。
だけど目の前に青空とまっすぐな道が拡がった時、ぜんぶスッ飛んだ。仕事で溜まっていたストレスなんて一瞬で忘れた!
![画像2: ジクサー250で『命の洗濯』を味わった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/07/13/8065bd6a3c2979edebff414744a30c307569dcf5.jpg)
私(北岡)は愛車が先代の『隼』様なわけで、要するに大型二輪免許も持っているんですが、そんなの本当に関係ない。
バイクに乗っていて、スパッと気持ちが晴れる瞬間。そこには250ccも大型バイクも無いんですよネェ。ジクサー250はネイキッドだから、走行風はそれなりに感じますが、正直、久々のバイク時間だったこともあり、身体に受ける風すらも喜びでした(笑)
![画像3: ジクサー250で『命の洗濯』を味わった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/07/13/d970d7f09214aae7f5542ba27878e4ebde8500d1.jpg)
これぞバイク乗りだけが知る特権。バイクで味わう命の洗濯です。
まぁ、これってバイク乗りにとっては『よくあること』なんですけどね。本当に自分はバイクに乗れる人で良かったナァ~って思えます。そして、それを明快に感じさせてくれるジクサー250に超感謝!
峠で『ちょっと難しい』のもジクサー250の良いトコロ
![画像: 峠で『ちょっと難しい』のもジクサー250の良いトコロ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2022/07/13/7dd1c04a6523b3f0a9020bb5d65358c1352c8eeb.jpg)
そして、やっぱり最高なのがワインディング!
ここでわたくし『手軽にワインディングを楽しめる』なんて言いません。スルスルとマイペースでコーナーを流していくぶんには心地良さ抜群のジクサー250ですが、そこから一歩踏み込むと良い意味での『ちょっと手強い部分』が見えてきます。
(下に続きます)
キモはフロントサスペンションのコントロールとギアの選択。そこにベテランライダーでも熱くなるしかない面白さがある!
普通に走ればイージーだけど、それだけじゃ終わらない。
そこにジクサー250が『スズキ車』たるゆえんがある訳ですが、長くバイクを乗ってきた人すら楽しめるその走りについて【後編】でお伝えしていきたいと思います。
ジクサー250で走るワインディング、めっちゃくちゃオモシロいんだから!