いつかは来ると思っていたけど……
ついに、この時が来てしまいました……。
スズキが誇る究極のフラッグシップ『隼』。
それがどうしたって、もちろん試乗です!
うちの北岡センパイ曰く、GSX-R1000RからGSX-S1000、GSX-R125とひと通り乗ったし、そろそろいいだろう、とのことですが、何が良いのか全く分からない……。
というか、ここのところの軽排気量クラスから一気に1300ccのモンスターバイクって不安しかない!
事前に公式サイトでスペックを確認すると、車両重量264kg……。
今まで試乗したスズキのバイクの中でも一番重量があったものは『KATANA』の215kg。それよりさらに50kg近く重いって……。
もともとライトウェイトスポーツが好みだからなぁ……。
なんて試乗前日は、一人パソコンの前で頭を抱えていました。
……と、初っ端からネガティブな感じの導入となってしまいましたがご安心を!
今回の試乗記は、そんな『隼』の試乗に乗り気じゃない素人ライダーが、だんだんと『隼』の魅力に取りつかれていくお話ですので!
『隼』に関してちょっと勘違いをしているかもしれない……
実際に車両を前にすると、やはり大きい!
なんというか、ホイールベースが長いのもそうですが、幅も広い……!
でも、不思議なのは大きいけれど、すごく重たそうに見えないところ。
デザインが洗練されているからでしょうか。意外と今までのバイクみたいに取りまわしてみたら軽い、みたいな……
んなわけねぇ、やっぱり重いぃぃぃぃ!
なんなら最初、腕で起こそうとしてしまった結果、貧弱な手首がグキッって……。(悪癖)
重いバイクを起こすときはしっかり腰で支えよう!
下手したら反対側に倒してしまう危険もありますので……。
スズキのバイク! YouTubeチェンネルで公開しているRurikoさんの動画がとっても参考になるぞ!
しかし、取り回しが重いのに関しては1300ccのビッグバイクともなれば仕方がありません。
そもそもバイクは跨って原動機で走るものなのでそちらをチェックしていきましょう!
バイク選びで気になるポイントはやはり足つきですよね。
ヘビー級の隼ともなれば尚更です。
足つきは身長173cmの私でこんな感じ。
ブーツが少し厚いのもありますが、踵はしっかりと両足接地します。なんなら膝の曲がりに少し余裕も。
スペック上800mmとあったのでもう少し高いかなと思いましたが、シートなどの形状のおかげか、足つきは安心感が高く、『隼』の重さをしっかり支えられました。
で、問題はライディングポジション。
うおっ⁉ けっこうしっかり前傾する!
私、てっきり「アルティメットスポーツ」といえど、中身はツアラーに近いものでポジションも優しめなのでは、なんて間抜けな予想をしてきたのですが、完全に裏切られました。
でも同時にちょっとワクワクしてきたのも事実。
『アルティメットスポーツ』って、車体も排気量も大きいからなんて思っていたけど、ちゃんとスポーツ寄りのスポーツバイクなのでは……?
ちょっと『隼』に関して勘違いしてしまっているかも……・
(下に続きます)
はじめはおっかなびっくりでしたが、跨ってしまうとだんだんとモチベーションが上がってきました!
でも、この大きなバイクで市街地を走るのってやっぱり“すごく快適”なイメージは持てない……。
それでも走る以外に道はない!
おや、街乗りも案外……?
To be continued……