単純に『それ』が着たいがためにVストローム1050を借りたはずが……
デカい車体! リッタークラス! 角目1灯ヘッドライト!
私(北岡)の個人的イメージとして現行の全スズキラインアップにおける『最も男らしいバイク』の頂点は「Vストローム1050」シリーズです。
愛車である『隼(二代目)』ですらも、ワイルド感においてはVストローム1050シリーズには届かない。オフロード走破性重視の『DE』なんて、もはや巨塔。軟弱な男子(私を含む)を寄せ付けない威容を誇っています。

Vストローム1050(2025モデル)
ごく最近(2025年2月)に2025モデルとしてカラーチェンジしてしまったので本記事の車両は旧カラーとなりますが、その男らしさには1ミリのブレも無し。
ここまで『男』を感じるバイクは数少ないと思います。
じゃあ、こういうバイクに乗る時に着るウェアって……?
私の中ではこれ! 冒険野郎御用達の一着とも言える……

ラリースーツだ!
ラリースーツというのは競技としてのラリーで着用されるイメージに思えるかもしれませんが、実際のラリーレイドではライダーはオフロードギアに身を包むことが多いです。なので、個人的には『世界一周を目指す冒険野郎のウェア』というイメージ。
ウェア単体でもかなりの主張があるため、中途半端なバイクではウェア&ライダーが浮いてしまいかねないという潜在的なリスクをはらんだアルティメット級バイクウェアのひとつです。

なんならコンビニに入ることさえ少し躊躇するレベル。スーパースポーツに対するレーシングスーツ(革ツナギ)に匹敵するエッジの効いた組み合わせといっても過言ではありません。
だが!
本物の冒険バイクに跨る、男の装備としてこれ以上ふさわしい装いは他にない!
なので今回は「このウェアが10年ぶりくらいに着たかった」という理由だけで『Vストローム1050』をお借りしました。スズキさん本当にすみません。
着るだけで魔法が掛かる
ちなみにツーリング好きな私にとって、ラリースーツというのは頂点のひとつであり、特別なウェアでもあります。
ちなみに私は常々、バイク趣味において『ライダーとしての自分を楽しむ』ことも重要だと考えていいます。例えばクルーザーに革ジャンで乗ったり、スーパースポーツでレーシングスーツを着たりとか、そういうのね。
趣味なんですから気分だって大事! ということでお気に入りウェア(ラリースーツ)に身を包んで意気揚々と「ツーリングに出てみたのですが……相変わらずツーリングっていうのは予想外のことが起きるもので……

ところでラリースーツというのは、見た目が果てしなくイカついだけでなく性能面でも(モノにもよるかもしれませんが)超ハイパフォーマンスです。
正直、日本であれば真冬のツーリングでも(インナー含めて装備を整えれば)寒さなんてほとんど感じません。私は何年か前の『2月』にこのスーツを着て東京から鹿児島まで走ったことがあるのですが、雨でも雪でも寒さに苦しむことはありませんでした。
なので気候に対する懸念はゼロ。行くぜ相棒!

ちなみに今回のコースは2024年の秋に『Vストローム650XT』で走ったのと同じ「伊豆一周ソロツーリング」です。
同じコースを走ったら650と1050の違いも感じられるかなぁ、なんていう思惑もあり……
そして高速道路ですが……ターンパイク箱根の入口を目指しての距離84kmなんて、完全にワープ状態です。
Vストローム650の場合は「疲れないし快適だー!」という感想でしたが、1050の場合はちょっと違って『アレ? もう高速道路終わっちゃった……』という物足りない気分のほうが先行して感じられました。
高速道路の長距離走破力に関してはVストローム1050に軍配。有り余るほどのパワーもあるし、重量があるからどっしり安定してるし……クルーズコントロールもついているし(←重要)

快適性能をうんぬんする前に高速道路が終わった感じ。バイク側から『もっと遠くへ行こうぜ!』と言われているような気すらします。
ごめんなVストローム1050。明日、会社で会議があるから今日のうちに帰らなきゃいけないんだ。サラリーマンはつらいぜ。
(下に続きます)
そんな風にぼっちツーリングあるある(だと私は思っている)バイクとの対話を楽しみつつ、高速道路から離脱。こんな程度の距離では、余裕すぎてVストローム1050の長距離性能を語ることはできません。
なので今回は『一般道ツーリングでのVストローム1050ってどうなの?』を軸にお届けしていく予定です。やはりデカい&重いは足かせになるのか?
続編ではぶっちゃけた感想をお伝えしていこうと思います!
が、その前に予想外のトラブル発生!?