あまりにもバランスが良すぎる。走らせれば誰もが『楽しい!』と感じられる。誰が乗っても「良いバイクだ」と感じるスズキ車は……おそらくコレでしょう。

どんなライダーが乗っても『いいねコレ!』と感じるバイク

バイクは趣味の乗り物で、好みは人それぞれです。

けれど仕事として色んなバイクに乗らせて頂いている私(北岡)の個人的な感覚として、世の中には誰が乗っても『楽しい!』と思えるバイクが存在すると考えています。それを買う、買わないは別の問題としても。

今回は大型バイクの話になってしまいますが、スズキの現行バイクラインアップの中で言うのであれば……

画像1: どんなライダーが乗っても『いいねコレ!』と感じるバイク

コレがそうだと思う。

スズキのグランドツアラー『GSX-S1000GT』です。

その特徴をざっくりまとめると『ツアラーのはずなのにワインディングが異様にスポーティ』『高速道路を無限に走れる快適性』『GT系としては車体がコンパクトで軽い』となりますが、実際に乗ってみるとそれどころじゃない。非の打ちどころがない、という話を超えています。

例えばですが……

画像2: どんなライダーが乗っても『いいねコレ!』と感じるバイク

バリバリのスーパースポーツ乗りがGSX-S1000GTに乗った場合はおそらく『この快適さでこのスポーティさはスゴい!?』となることは明白。走りに重きを置く手練れのライダーをも唸らせるパフォーマンスを備えています。

エンジンやフレームなどがGSX-R1000(K5)のDNAを継承しているので当然と言えば当然ですが。

画像3: どんなライダーが乗っても『いいねコレ!』と感じるバイク

次に、私のような『バイク趣味はのんびりツーリングがメインです!』というタイプの人がGSX-S1000GTに乗った場合。

『スポーツバイクって面白いんだね!? こんなの知らなかった!』

といった具合に新しい世界の扉が開かれてしまう事態が避けられません。最高出力150馬力級のモンスターバイクにも関わらず、極めてイージーに『前後17インチのロードスポーツ』の魅力を感じることができます。

スズキにはVストロームシリーズなどロードスポーツ顔負けの走りを披露する旅バイクもありますが、前後17インチホイールの正確なハンドリングはやはり別モノでして……

画像: SUZUKI Tempter(2000)

SUZUKI Tempter(2000)

さらに恐るべきは『速いのとかぜんぜん興味ないから』といった“味わい系バイクが好きなライダー”が乗っても虜になってしまうのがGSX-S1000GTというバイクです。

何を隠そう私(北岡)が昔はそうでした。クラシック系やクルーザーからバイクの世界に入ってきたこともあり、バイクは見た目とサウンドとエンジンの鼓動が命だと信じていました。

例えばですが「当時の私」がGSX-S1000GTに乗ったら、それはもう衝撃を受けていたと思います。目からウロコ、どころの話じゃない。見た目の好みも含めたバイクの価値観を一撃でひっくり返される。それほどに『無条件に楽しい!』を感じさせてくれるのがGTです。

良すぎて逆に『伝えにくい』というジレンマ

そんな感じで全方位無敵バイクがGSX-S1000GTなのですが『バイクに乗ってみた感想文をお届けする』という観点からすると、実は逆に扱いにくい部分があったりもするんです。

バイクが良すぎて中途半端なことができない。そのため逆に魅力を伝えにくい、というジレンマが出てくる。これ、本当です。

画像1: 良すぎて逆に『伝えにくい』というジレンマ

ロングツーリングでも快適でした! ワインディングでスポーティです!

そんなの当然。でもそれじゃぜんぜん足りません。GSX-S1000GTの本質を伝えることができていない。

言い訳がましいですが……そんな悩みもあり、2022年7月を最後に『GSX-S1000GT』に乗った感想をお届けできていませんでした。でもずっと『どうすればGTの魅力を伝えられるか』を考え続けてはいたんです。

画像2: 良すぎて逆に『伝えにくい』というジレンマ

けれど今年2025年、GSX-S1000GTに期間限定のお得キャンペーンがスタートしたこともあり、ちょっと考えが変わりました。悩むより動く。案ずるより産むがやすしだ、と。

しかし、そうなってくると『このバイクでどこに行くか? なにをするか?』がやっぱり問題。ある程度以上の距離を乗らないとGSX-S1000GTの魅力はやっぱり伝えられない。

そこで思いついたのは『東京から和歌山までマグロを食べにいく』でした。

しかしッ!

走りに出ようとしていた数日前に、お目当ての店が定休日だと気づきGSX-S1000GT和歌山ツーリングは頓挫。けれど私の脳内は既に『冷凍されていない本マグロ』で染め上げられていたため、急きょPCで調べてみたところ……

画像3: 良すぎて逆に『伝えにくい』というジレンマ

塩釜港?

宮城県・仙台市のほぼお隣。日本三景で知られる「松島」のほど近く。でも生鮮マグロ(クロマグロ・メパチマグロ)の水揚げ量は全国有数なのだとか……ぜんぜん知らんかった。

しかもここ、東京からの距離が……

東京駅から常磐自動車道経由で片道で約360kmと非常にお手軽な距離感です。というかGSX-S1000GTなら日帰り圏内だな。

うん。日帰りで仙台まで行って本マグロでランチか……悪くない。

ということで行ってきました宮城仙台エリア!

そしたら~~~?

この日帰りツーリング、過去にないほど『大当たり』だったので、みなさんに情報を共有したいと思います!

NEXT▶▶▶GSX-S1000GTは『日帰り弾丸ツーリング』のエキスパート!

スズキファンのためのWEBサイト!

This article is a sponsored article by
''.