高速道路での『DR-Z4SM』の印象を正直に言います
街中で乗ってみた新型DR-Z4SMは意外にも(一面的に)優等生でした。まぁ……最終的にはやっぱりヤバいやつだったんですけど、街乗りバイクとしても優秀です。
なんなら通勤・通学にも使えるレベルかもしれません。ただ、最終的には『街乗りに使うのはもったいない』という結論に至るのですが。
それはさておき、ワインディングへ向かう途中での高速道路。
本当にぶっちゃけで書きます。DR-Z4SMというバイクに対して「強いて弱点は挙げるとするなら?」と私(北岡)が問われたら『長時間の高速道路走行』と答えると思う。誤解のないように言っておきますが「強いて挙げるなら」です。

その理由はエンジン。
車体の剛性感とか直進安定性とか、そういうのはまったく問題なし。ですがどこまでいってもDR-Z4SMが『400ccの単気筒エンジン』という限界はあると思いました。
例えば大型バイクの余裕に慣れている人がDR-Z4SMで高速道路を走ると、エンジン的にすこし余裕の無さを感じると思います。

これが250ccから乗り換えた人だったら不満なんて微塵も感じないでしょう。けれどDR-Z4SMは排気量400ccで最高出力は38馬力です。100馬力オーバー! とかそういうバイクじゃない。
5速トップギアで時速100km。エンジン回転数はタコメーターが無いのでわからないけど、そこそこ高めで回っている感触がある。もちろんアクセルを開け足せばそこから伸びていく余力は十分に残っています。高速道路の時速120km区間だってまだ余裕あり。

でも、これって感覚的な問題でもあるんです。『最高速がどれくらいか』と『長時間の巡航が快適な速度』は別モノなので。大型バイクに乗り慣れた人はたぶん『100km/hくらいで淡々と走るほうがいいな』と感じるんじゃないかな、と思います。
250ccクラスのエンジンに比べたら、比較できないほどに余裕はあります。でも、このバイクで『高速道路を片道300km以上走れ』と言われたら、大排気量の「ラクちん」を知ってしまった大型バイク乗りは抵抗があるかもしれません。
でもね、これは本気で言うけど最終的には『そんなことどうでもいい』と思うようになる。これは絶対にそうなる。
(下に続きます)
だって高速道路を降りてからのワインディングがあまりにも素晴らしいから。
その走りを味わうためなら、他のことなんて些細な問題だと思えてしまうんです。私としては、試乗会でサーキットで走った時よりも目が覚める想いでした。
そこにはちょっとした感動まで……
ですから続編は超フルスロットルでいきます。伝えたいことがありすぎる!







