特殊な形状をしているバーグマン200のラゲッジスペースは、エンジン熱などでシート下の温度がどれくらい変化するのでしょうか? 温度計を使って実際に計測してみました!

スクーターのシート下の温度は変化する

画像1: スクーターのシート下の温度は変化する

スクーターのシート下って気軽に荷物をガンガン入れられて便利ですが、モノによってはシート下に入れるのを避けた方がいい場合もあります。

例えば、振動を嫌うノートパソコンのようなデジタル機器やカメラのような精密機器、温度変化に弱いものなどを入れるのは、できるだけ避けた方がよいでしょう。

停車時などに一時的にしまっておくのは全然OKですが、実は走行中のエンジン熱などでシート下内部の温度がかなり変化します。

では、バーグマン200のシート下って、走行中にはどれくらい温度が変化するのでしょうか?

もちろん季節や環境などによって条件は変わりますので、ひとつの参考程度にしかなりませんが、温度計を使ってシート下内部の温度変化を調べてみたいと思います。

画像2: スクーターのシート下の温度は変化する

まずはエンジンに一番近い位置(シート下前方)に温度計を設置して計測。

テストを行ったのは11月下旬の午後2時頃で、スタート前のこの時点での温度は22℃でした。

画像3: スクーターのシート下の温度は変化する

温度計を設置して30分ほど走らせると、シート下前方の温度は34.8℃まで上昇。

確かに付近を手で触ってみてもかなり暖かい。エンジン付近のシート下は+10℃以上も変化していたのです。

同じようなテストを数回おこなってみましたが、大体同じような結果に。

概算ではありますが、走行中はシート下スペースの前方部分は温度が+10〜12℃前後上昇することが分かりました。

画像4: スクーターのシート下の温度は変化する

意外だったのは、30分程度走った後、シートを閉じて10分程度してから温度計を再び見てみると38.3℃まで上昇していました。

エンジンは止まっているのに、余熱で密閉された空間は一時的に温度が+4〜5℃程度上がっていたのです。

やっぱり走行中のエンジンはきちんと熱管理され、冷却されているんです。。むしろ停車時の密閉空間では余熱などで温度が一時的に上がるということが分かりました。

そこからしばらくして段々と温度は下がっていったので、今回の計測では最大16.3℃の温度変化がみられました。

エンジンから遠い位置ではこうなった!

画像1: エンジンから遠い位置ではこうなった!

エンジンに近いシート下前方では+12〜16℃程度の温度変化がみられましたが、エンジンから遠いシート下後方ではどうでしょうか?

この時点での温度は同じく22℃程度。

トランクルームライトの横付近に温度計を設置して計測してみたいと思います。

画像2: エンジンから遠い位置ではこうなった!

これまでと同じように30分程度走ってから温度計を見てみると…

あれっ!? 26℃?

4℃くらいしか温度が上がってない……

エンジン付近とは逆に、エンジンから遠い位置では温度変化があまりみられないという結果に!

(下に続きます)

温度変化が気になる荷物を入れる場合は、トランクスペース後方に入れると良さそうですね。

もちろんこの結果は、季節や環境などによって気温や温度は変わると思いますので、ひとつの参考程度に捉えていただければ幸いです。

次回はバーグマン200のシート下にどれくらいの荷物が入るのが検証してみたいと思います!

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