難しさもあるから面白い。それはバイクの本質のひとつですが、ジクサー250でワインディングを走ると、そのことが身に染みてわかります……

公道でスポーツするのに色々とジャストサイズ

画像1: 公道でスポーツするのに色々とジャストサイズ

仕事が忙しすぎて脳が爆発する寸前に、ジクサー250で緊急脱出を図った私(北岡)ですが、前回の【後編】では、ジクサー250でのワインディングが楽しすぎたせいで、うっかり走りの話に終始してしまいました。

つまり先の【後編】は、まるごと大きな『脱線』だと思ってください。なので、今回は【まとめ】とさせて頂きます。

朝に会社からジクサー250で脱出を図り、サッとワインディングを走って、海に出て。距離は片道ざっと100kmくらい。高速道路を使ってるし、時間にして往復4時間程度の逃避行でした。

【中編】で言ったように、バイクで走ることによって『気持ちが晴れやかになる瞬間』っていうのには、スピードも排気量も関係ありません。

その幸せは、すべてのバイクが持つものだと思っています。

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だけど、排気量250ccの単気筒スポーツネイキッドって、公道を走って楽しむのに、本当にピッタリだなって、今回はしみじみ感じています。

ネイキッドだからツーリング的なのんびりペースも快適だし、油冷単気筒エンジンはアクセルを開けた時のダッシュ力で乗り手を楽しませてくれます。

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そして、その力強さは、ワインディングにおいてそのまま『走る楽しさ』に変換される。

もうひとつ言うと、最高出力26馬力っていうのが、これまたいいんです。

個人的な話ですが、私の場合は、自分の力量も含めて言うと『エンジンを使い切れる』とか『全力で走れる』と思えるのは、このあたりが限界。実際は20馬力もあれば十分で、30馬力とか40馬力になると、けっこうスピードが出るので『使い切れている』とは思えなくなってきます。

だけどバイクって『パワー感』も楽しさのひとつだから、250cc・単気筒・26馬力のジクサー250はジャストフィット!

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それでいてジクサー250は『ネイキッドならではの臨機応変な走り』ができるから、上手く走れることもミスすることも含めて、限りなく自分のすべてをぶつけられる!

もちろん純粋な速度で言ったら、ジクサー250よりも速いバイクは同じ250ccクラスでも他にあると思います。だけど走るステージが一般公道のワインディングなら、十分以上のエキサイティングを感じさせてくれる。不足はありません。

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夢中なれるというか、没頭できるというか……難しいことを考えずに、とにかく走りに集中できるんです。

これが大型バイクだと、私の愛車の隼様も含めて、基本は『パワーが扱いきれない前提』になるので、走っている最中も、一歩引いたところから俯瞰するような冷静さが必要になります。

でもジクサー250は、ひらすら全力&全開バイク!

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そうして走り終わって『ふぅ~』って、ひと息つく時の満足感。ジクサー250はそのレベルがかなり高いです。朝は仕事ストレスMAXで走り出したはずなのに、数時間後には忘れちゃった。ジクサー250が忘れさせてくれました。

もちろん会社に帰れば、再び現実が待っていることに変わりはないですし、そこで『リフレッシュしたからまたがんばろう!』みたいな殊勝な心構えは私にはありません。

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だけど、仮にジクサー250が私の愛車として傍らにあるのなら『しんどくなったら、またジクサー250で逃げればいっか』と思うことならできそう。

スペックからでは読み取れない充実感や達成感の塊。ジクサー250は、絶対的な速さじゃない物差しで『公道で走りを楽しむ』ならば最適、あるいは最強なんじゃないか? とすら思います。

(下に続きます)

250ccでいい、じゃない。そんな消極的な話じゃない。

250ccだから、いい!

ジクサー250って、そう感じることができる『単気筒スポーツネイキッド』なんですよ!

よろしければ最初の【前編】からお読みくださいね!

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