多くの人に愛された『SV650』と『SV650X』が生産終了です……
これは公式サイトでの発見です。スズキさんから特別にアナウンスなどはありません。ですが、いつもどおり私(北岡)が日課のスズキパトロールをこなしていたところ……発見しました。本日10月31日、17時時点での話です。
ああ、ついに公式サイトでも『Vストローム650』シリーズに(生産終了)が明記されたか。本当に終わりなんだなぁ、って!?
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……えっ(絶句)

SV650/Xも同時に生産終了!?
Vストローム650のように前もってのアナウンスはありませんでした。いわゆる『スズキ公式』と言える場で「SV650/Xも生産終了」という情報が出たのは初めてだと思います。

ただ、心のどこかで『予感』はしていました。これは私(北岡)だけじゃなく、現在のSV650/SV650Xに乗るオーナーさんたちも同じだったはず……
新型モデルとしての『GSX-8T/8TT』シリーズの発表があり、そして先述したとおり同系エンジンを搭載する人気バイク『Vストローム650/XT』の生産終了となった経緯もありましたので。


もちろんね、新型GSX-8T/8TTの登場が悪い訳ではありません。
だけど、ファン心理として言えば『SV650シリーズだけでも残って欲しかった』というのが本音です。
最初期モデルが登場してから実に四半世紀以上。今ではSV650ほどに『スタンダード』なバイクは逆に珍しいほどです。そして、これほどに大型バイクの間口を広げてくれたモデルは他にないかもしれません。

そして……SV650Xも。
SV650Xは本当に「こだわりのある人が“ドハマりする”バイク」でした! 実際の話、SV650Xのオーナーさんってみんな自分の愛車が大好きすぎなんですから!
そんな2台が、現役を引退します。

生産終了の理由は排ガス規制EURO5+でしょう。
先日の『GSX-R125/S125』の件もそうですが、近年は本当に多くのロングセラーモデルが姿を消していきます。おそらく今って「代替わりの時期」とか「節目」みたいなタイミングなんでしょうね……
また、確認したところ、スズキ側では既に新規の受注は締め切っているとのことでした。つまり、まっさらの新車は市場在庫のみとなります。
SV650、もしくはSV650Xが気になっている人はお急ぎください。
この2台はどちらも「時間が経っても古くならないデザイン」のバイクだから……きっと長く付き合えるから。
これにてスズキの「隠れ名機650ccVツインエンジン」の歴史が幕となります。今までたくさんのバイク乗りの人たちを楽しませてくれて本当にありがとう。
SV650とSV650Xに感謝の花束を。長い間、おつかれさまでした!
 
				
				
 
						
						







 
							 
							 
							