スズキのアドベンチャーバイクを代表する「Vストローム」シリーズ。その名前にはどんな意味が込められているのかご存じでしょうか?今回の記事では、まずネーミングの由来をクイズ形式で紐解きながら、そのコンセプトに迫ります。

Vストローム(V-STROM)シリーズの「名前の由来」って知ってます?

画像: Vストローム(V-STROM)シリーズの「名前の由来」って知ってます?

いまやスズキのバイクラインアップを代表する存在のひとつとなった「Vストローム(V-STROM)」シリーズ。250ccクラスの『Vストローム250』から、最新電子制御を備えた『Vストローム1050DE』まで、多彩な排気量とキャラクターを揃えるこのシリーズは、現在のスズキにおける“アドベンチャーカテゴリー”の中核を担うモデル群として、世界中のライダーから高い支持を集めています。

そのルーツは初代『V-Strom DL1000』が海外市場で登場した2002年までさかのぼります。ベースとなったのは当時のスポーツVツインモデル『TL1000S』譲りの1000ccエンジン。これをツーリング向けに最適化し「長距離を快適に走れる大型スポーツアドベンチャー」という新たな価値観を打ち出したのが始まりでした。

まだ現在ほど“アドベンチャーバイク”というジャンルが一般化していなかった時代に、オンロード性能と快適性、そして未知の道へ踏み出したくなる冒険性を融合したVストロームは、多くのライダーに新鮮な衝撃を与えたのです。

その後、扱いやすい『Vストローム650』が世界的ヒットとなり、シリーズはさらに拡大。日本国内でもツーリングブームやキャンプ人気の高まりとともに注目度を上げ、現在では250cc、800cc、1050ccと幅広いラインアップを展開するまでに成長しました。特に近年は『Vストローム800DE』の登場によって、本格的な未舗装路走行まで視野に入れた“冒険性能”がさらに強化され、スズキのアドベンチャーモデル戦略は新たなステージへと突入しています。

そして面白いのが「Vストローム」という名前そのものにも、このバイクの思想がしっかり込められていること。ただカッコいい響きとして名づけられたわけではなく、しっかりとしたマシンコンセプトを象徴する意味が隠されているのです。

それではここでクイズ!

スズキの「Vストローム」という名前、一体どんな意味から生まれたネーミングなのでしょうか?

【車名の由来クイズ】「Vストローム(V-STROM)」の名前がつけられた理由として正しいのはどれ?

下記の3つの中から正解だと思う内容にチェックを入れてください。

  • “勝利”を意味する「VICTORY(ビクトリー)」の頭文字を付けた

    「“Victory(勝利)”のVでは?」と思った人、実はそれっぽく聞こえますが不正解です! たしかに大型アドベンチャーバイクらしい力強さや、“勝利”をイメージさせるネーミングにも感じますよね。しかしスズキが公式に説明している「Vストローム」の“V”は、別の英単語に由来しています。しかも、その意味を知ると「なるほど、Vストロームらしい!」と納得できるはず。

  • 英語で「万能・多目的」を意味する「Versatile(ヴァーサタイル)」から名付けた

    大正解! よくご存知でしたね! 「Vストローム」の“V”は、英語で「万能・多目的」を意味する“Versatile(ヴァーサタイル)”に由来しています。そして“Strom”は、ドイツ語で「流れ」を意味する言葉。この2つを組み合わせることで、「どんな道でも自由に走り、流れるように旅を楽しめるバイク」という世界観が表現されているのです。まさに、長距離ツーリングから未舗装路までこなすVストロームシリーズにぴったりのネーミングですね。

  • 初代Vストローム1000やVストローム650が「Vツインエンジン」だったから

    惜しい!不正解です。これは一番多くの人が「そうだと思ってた!」となるポイントですが実はこれ、スズキか発表している正式な回答ではなんです。確かに初代Vストローム1000やVストローム650はVツインエンジンを搭載しており、「V=Vツイン」と考えるのはとても自然な連想です。バイク好きほどそう思いがちでしょう……しかし実際のネーミングの由来はエンジン形式ではなく、別の意味が込められています。

  • “勝利”を意味する「VICTORY(ビクトリー)」の頭文字を付けた
    8
    7
  • 英語で「万能・多目的」を意味する「Versatile(ヴァーサタイル)」から名付けた
    51
    47
  • 初代Vストローム1000やVストローム650が「Vツインエンジン」だったから
    42
    39

正解は「英語で“万能・多目的”を意味する“Versatile(ヴァーサタイル)”から名付けた」でした。Vストロームの“V”には、単なるエンジン形式ではなく、あらゆるシーンに対応できる“万能性”という意味が込められていたんです。そして“Strom(ストローム)”はドイツ語で「流れ」。つまり「どんな道でも流れるように走り、旅そのものを楽しむバイク」という思想を表現したネーミングなんですね。意外性と納得感、どちらもある名前です。

正解できるかな~?

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